実は今、「愛の不時着」以外にも、ちょっと前のドラマをちらほら見ることがブームになっている。「中学聖日記」を見てから火が付いた……。４，５年くらいから前に遡るドラマって、今見るとよくできていると思う。……ここ数年がつまらなくなっている、とも言えるかもしれないけど。コンプライアンスの問題などが影響しているのかなぁ…。
先日、昔ドラマの劇中、ヒロインとその彼が食事をするシーンで、彼女の注文した品を彼が半分食べてあげているのを見ていて、「はっ！！」とした。
ああ。私が太りだしのは、これだわ！
もう何年も前なのでうっすらと遠い記憶になりつつあるけどww、彼氏がいた頃は、一緒に食べるご飯を半分彼に食べてもらっていたのだ。
昔は食も細く、完食しきれない私と、1食ではちょっと食べ足りない相手とは、丁度良い補食関係を保っていた。彼は食事が来るとすぐ、私のお皿から半分引き取って食べてくれた。
それが、いつしか彼が去り、補食バランスを失ってからは、食べ残しを出すのが申し訳ないという気持ちもあり、頑張って完食するようになったのだ。今では誰にも頼まれてもいないのに、完食できるorz。
独り身というものは、日々の困難も、寂しさも、経済的問題も、なんでも一人で解決しなければならない。数えられない細かな傷や刺激を受けながら、免疫をつけてだんだんと強く逞しくもなり、嫌でもしっかりと自立する。独りでも、そんなに悪いことないなと結構ご機嫌に過ごしていたけど、食（というか、胃拡張）の問題があったのねと、何年も経って気づいてしまった。
そうだった。私、食が細かったことをすっかり忘れていた。
ちょっと戻りたい(笑)。
