きのう、何してたかな。

猫好き、山好き、本好き、映画・ドラマ好き。トドメは食いしん坊OLの、平凡な記録です。

読了。

 

最近読んだ本など。

ビル・パーキンス著『DIE WITH ZERO』

中沢新一著『僕の叔父さん網野善彦

木村泰司著『世界のビジネスエリートは知っている ルーヴルに学ぶ美術の教養』

どれも他人に勧められて読んだのだけど、面白かった。

 

最初の本は、最近、偶然にも私が思っていたことと通じる部分があったので、

「そうそう!そうだよね!」とかなり共感ができた。そして、自分も何か前進したくなった。ゼロで死ね、いい言葉だわ。意外とさらっとするっと読める。

 

2番目も、日本の歴史や民俗学の深層までに触れられていて、勉強になった。網野さんから受けている影響が多大にあったのだと、背景をなんとなく知れたことで、中沢新一への理解が進んだ。気がする。歴史を学ぶって大切なことだなと、時間ができたらもうちょっと歴史の書籍も読んでみたいと思った。

 

最後のものは、常々ルーヴル美術館に行きたいなと思っていて(行ったことがないので…)、そのために展示されている画をもっと知りたくて読んでみた。これも2番目と同じだけど、たいていの名画の背景には、その国や土地の宗教や歴史、文化が描かれている。実は、そこに込められた背景を読ませることを目的に描かれている絵画が多いということを知り、色々と納得できた。ああ、綺麗だね、凄いねで終わらせては勿体ない。私もいずれルーヴル美術館に行けたら、素敵な画を読み解いてみたい。あとは、やっぱり宗教って尊いけど、汚く恐ろしい部分も同じ以上にあって、何事も明暗セットで存在するもの、人間と同じだと感じた。