近所に住む編物教室の先生と飲みに行った。
先生はビール好きなので、ビールには焼肉でしょう!と近くにある結構名の知れた焼き肉屋に、営業開始と同時に飛び込んでみた。
このコロナ渦で、飲食店は割と空いているのかと思いきや、全席予約を含めて満席で、このまま待機すると3時間後だと言われて驚いた。とても繁盛しているじゃないか。
肉とコロナは関係ないのね。知らなかった。
それとも、この辺りが意識が薄いだけなのか、私たちみたいにたまには肉とビール食べたいなと思った人が集まったのか。
3時間はさすがに待てないので、そのお店の近くにあるこれまた結構名の知れた焼き鳥屋さんへ変更した。
このお店も、予約時間までの1時間半で食べてくれるなら、と予約で満席である。
1時間半でもいいよね、と快諾して、焼き鳥を食べることになった。
生中を飲みながら、ゴーヤのお浸しを食べて、焼き鳥が焼き上がるのを待つ。
その間、先生の編み物遍歴や、これまでの職業変遷などを聞いたり、ご家族の話を聞いたり、普段教室ではできないおしゃべりができて楽しかった。私のここ数か月の出来事なども聞いていただき、すっきりした。
この界隈では名の知れた焼き鳥屋さんなので、焼き鳥はどれもこれも、美味しかった。
また来たい。
その後、酔いを醒ましつつお散歩していたら、(とても)ビール好きな先生が、「行きつけのビアパブに行くけどもう一杯どお?」と仰るので、ついていった。ビアパブは常時7種類くらいのクラフトビールが飲めるお店で、ここも満席だった。
私は金鬼という登別のクラフトビールを飲んだ。ホップの豊潤な香りがしっかりと漂い、苦味とさわやかさのバランスも丁度よく、美味い。飲みやすい。
先生と登山についておしゃべりしていたら、隣にいた男性たちがトレイルランナーだったらしく、山の話や、道具の話で盛り上がってしまった。見ず知らずの人たちとおしゃべりするのも悪くないものね。久しぶりに楽しかった。
暑い中、酔い醒ましのために、遠回りをしながら帰路に就いた。
自宅に戻ると、ふわふわと酔いが続いているので、アルコールを分解するべく水を飲もう!とお水をがぶがぶ飲んだ。
ちょっと酔いが収まったかな?と思った時には、既に2リットルペットボトルを空けていた。
私の酔いを醒ますには、大きいペットボトル1本が必要になるらしいと初めて知った夜であった。