そういえば、昨日は、東日本大震災のあった日だったのだな。
のんきに酔っぱらいの記を書いていた。
もう9年も経ったのですね。
東京にいた私でも、当日のことは未だに鮮明に覚えているのだから、被災地にいた人たちはそれ以上、心に、身体に、記憶しているのだろう。哀しみは計り知れず、一生忘れられないのかもしれない。9年なんて、まだまだ。どうか10年後、20年後、心穏やかに暮らせる日がやってきますように。
世の中は何か常なる飛鳥川きのふの淵ぞ今日は瀬になる 詠み人知らず
露の世は露の世ながらさりながら 小林一茶
亡き母や海見るたびに見るたびに 小林一茶
しんみりした時に歌集や句集を読むのは、なお沁みる。自分も日本人なんだなあ…。
いや、正直、勉強からの逃避なんだけどさ……。