きのう、何してたかな。

猫好き、山好き、本好き、映画・ドラマ好き。トドメは食いしん坊OLの、平凡な記録です。

407里が廻る。

 

昨年からブツブツ毒を吐き続けていた仕事の影響で、

BBAの勤務地が変わった。

新しいオフィスは狭いけど、以前よりも更に自由(無法地帯)で、快適になった。

狭くなったおかげで、会社でBGMとして流しているラジオもよく聴き取れるのが一番嬉しいというか、楽しい。

韓国ドラマに夢中で、世の中のミュージックシーンにとんと疎くなっていたが、急ににわか音楽好きリスナーと化している。

今年に入ってから2か月、毎日10時間以上はJ-WAVEを聴かされているのだが(笑)、学生時代に聴いていた10年、20年前の、懐かしい曲も頻繁に流れていて、いい音楽というのは、何年経っても良さは変わらず、新しい世代の人にもちゃんと受け入れられていると思うとなんだか気持ちが共有できているようで嬉しくなった。

ここ数年、ミュージシャンについてはネットニュースで話題の事件を読むくらいしか頭に入ってなかったけど、やっぱりジャスティンも、アリアナも、テイラーも、お騒がせなセレブではなく、列記とした素晴らしいアーティストだったんだなあ(忘れてたわ!)と何度も何度もリクエストされている彼らの曲を聴き、才能に改めて気づかされた。

そして彼らの他にも、昔の曲なはずなのに、日に何度もリクエストで流れている曲がある。

それが、もう、頭から離れなくなっちゃって、BBAは大変に困っている。

通勤中もずっとぐるぐるこれが廻っているのだ。

曲名、アーティスト名を知らなくてもだいたいの人が知っているはず。

ヴァネッサ・カールトンの「a thousand Miles」。

これ、20年くらい前の曲なんだけど、今もこんなに流れているなんて驚く。BBAも若いときによく聴いていたのだ。

これでござる。


Vanessa Carlton - A Thousand Miles

当時は、失恋の歌だと思って聴いていたけど、改めて調べてみたところ、お祖父さんが亡くなられたことで書かれた詩だそうだ。「Lemon」を書いた米津くんみたいですね。

あなたに会えるのなら、1000マイルだって歩いて行けるわ。というのは、1000マイル=1600kmを歩くなんて(日本でいう本州横断くらいの距離)、女の子にとってはとうてい、絶対に不可能な距離なので、あなたに会うことはもう叶わない、という哀しみを暗に示していたりする。今更ながら詩の意味に感じ入ってしまったりした。

ちょうど最近、スーパーボランティアの尾畠さんも1100キロの徒歩横断を残念ながら断念されたことが話題になっている。それだけ1000マイルという距離は、途方もない距離ってことなのだ。