高3の姪っ子が、
某美術大学に合格した。
以前書いたかもしれないが、この子が小学生の時に図画工作の授業で描いた、
若冲の「仙人掌群鶏図」の模写が、超絶激似でたまげたことがあった。
それを見た母(祖母)と共に、これは、美大行かせた方がいいかもよ、才能あるよ、と妹に言っていたのだが、当時は妹も本人も、全くその気がなかった。
でも、小学校でも中学校でも高校でも、しきりに美術の先生から「美大に行かないの?」と言われ続けるので、さすがに母子で「なんかいけるかも」と思い始めて、美大進学の予備校に通いだしていた。
聞けば、予備校でもずっと成績が一番だったらしいけど、この一番ていうのが曲者で、
たいがい実際の受験では「一番の子は落ちる」というのがどの予備校でもジンクスとしてある、というのを美大卒のもう一人の妹からよく聞いていたので、
みんなで、そのジンクスを踏襲してしまうのでは…と心配していた。
結局、そんな心配もなく、あっさり合格してしまった。
うちの両親(彼女にとっては祖父母)がいつになくとても喜んでいた。
2人の冥途の土産のひとつになるだろうから、姪にはお礼を言いたい。ありがとう。
さて、お祝いのお金をピン札に換えないといけないわ。
ほんとに嬉しい出費。(*´▽`*)