珍しくジャケ買いというか、
書店の平置き、おススメコーナーにあった小説を買ってみた。
ちゃんと本を読もうと思うと、
結構時間も拘束されてしまうので、
選別はかなり慎重にしている。
好きな作家は別として、初めて読む作家の場合は、
ネットの書評を読んだり、Amazonのレビューを読んだりして、
こりゃあ外さないなと踏んだら、購入していることが多いのだけど。
今回、なんだか大きな書店に入って、精神が高揚していたためか、
たまには深く考えないで買ってみるかと決めた。
(といっても、受賞歴もあり、書店員さんのおススメでもあり、平積みなので、悪くはないのだとは思う)
そして年末年始の移動中をかけて読んだ。
ここで名前を出さないから理由は分かるかもしれんけど、
「これ、そんなにいい本か?!!」( ̄д ̄)?!!
とがっかりしてしまった。
悪くはないんだけど、深みが足りない。エピソード、登場人物の個性が薄い。印象に残らない。
がばっと人を惹き込む力がこの文章にはない。
それに、これを連想させるような小説、既にあるし、本家は何倍も面白いし…。
これで賞獲れるのか?!!と少し驚いた。
ああでも、たまたま文体が自分には合わなかったのかもしれない…(--〆)。
でも。
この程度で賞あげちゃうって、文学界全体が低迷しているってことなのだろうか。
それとも、この賞に限る話なのか?分からん~(;´Д`)
この人、今後も何冊も書いていく方だと思うから、どうか向上していかれることを願う。お、面白い!!すごい進化したんだね!と言わせてくれ。
でないと、私の数時間、無駄になってしまうからさ(;´Д`)
新規の作家さんを買う場合、次回からはしっかりリサーチして買うことにする。
教訓だわ(´▽`)
とりあえず、武田百合子を読んで、このモヤモヤを消し去ろう(。-_-。)