先日、中学の友人に半年ぶりくらいに電話をした。
友人は、LINEをしていないので、会話的なコミュニケーションを取るにはメールか電話しかない。
私は面倒くさがりなので、電話の方が手っ取り早いと、恐らく子供が学校へ行っているであろう時間に電話をしてみた。
電話したら、ものの1コールで取ったので驚いた。
なんだか物凄く慌てていて、「ちょっ。今ね、今ね、取り込んでて。あとでかけ直すから!!」と凄い勢いで切られた。
大丈夫だったかなあと心配しつつ、そんなこともすっかり忘れた頃、気づいたら彼女から着信があった。
かけ直すと、普段通りの落ち着いた友達に戻っていて、安心した。
私が電話した時は、何やら子供のことで学校の先生が家にやってくるところだったそうだ。
子供の世界も、ママたちの世界も、先生の世界も大変なんだねーーーと、聞いているだけでうんざりするような、面倒なことになっているのねと、未知の世界の話を聞いた。みんな背負っている物があるのよね…。
その後は、くだらないおしゃべりと、こちらの要件を伝え、気づいたら旦那さんも帰宅されたので慌てて電話を切った。毎週メールでやり取りしているよりも、1度の電話の方が楽しいという充足感を得られた気がした。相手の温度が感じられるって、大切なんだろうね。
先日の対面授業に並び、電話での会話も、オールドスタイルおばさんには、とても有意義な時間であった。これからも半年に一度程度、友だちに突電というのをしてみようかと思う。