きのう、何してたかな。

猫好き、山好き、本好き、映画・ドラマ好き。トドメは食いしん坊OLの、平凡な記録です。

ドラマなど。

 

久しぶりに新しい韓国ドラマを見ている。

tvNで現在放送している「サイコだけど大丈夫」。キム・スヒョンとソ・イェジが主演。

精神病院で保護士をしているガンテ(スヒョンくん)は自身も自閉症スペクトラムの兄(オ・ジョンセ演じるサンテ)を持つ。ガンテは精神疾患の兄の「とある症状」のために、毎年職場や住まいを点々と移動し続け生きている。ひたすらに兄のために生きている。

一方、ソ・イェジ演じるムニョンは、生まれつき愛を知らない子供として育った。大人になった現在は人格破綻者ながら、異色の美しい童話作家として君臨している。二人は病院での朗読会で偶然会うのだが、実は幼い頃に衝撃的な出会いを遂げていた間柄であった。

愛を拒み続けるサンテと、愛を知らないムニョンが、お互いの傷をさらけ出し、癒しつつ、少しずつ心の距離を縮めていく。

基本は二人のラブストーリーだが、ムニョンの両親の関係や、サンテとガンテの母親の死、サンテが蝶を怖がる謎、「OK精神病院」での患者さんや職員たちの秘密がひとつずつ明らかにされていく、、、ものと、思われる。そして、サンテとガンテとムニョンの関係もハッピーになるのかな?という期待もある。

 

このドラマ、しっくりこない人も多いらしいけど、私は結構好きなドラマである。

あとこれは、ちょっとした身近や知り合いに障害者がいるかいないかでもドラマの印象が大きく違うのかもしれない。彼らの家族について思いを巡らせることができたり、彼らの気持ちに寄り添えるかどうかでも、このガンテが負った経験や台詞が物凄い胸に来るのだと思う。ガンテが母に「あんたは、サンテのために産んだ。サンテの物だ。」と言われ、深く傷つくシーンがあるのだが、「姉のために産んだ」と母親から言われた知り合いのことを思い出して涙が出た。この辺も日本のドラマよりも、キレイごとで済ませない人間の業のようなものをえぐってきているように感じる。

 

もちろん、しんみりするシーンのみならず、6割くらいは、明るくコメディーな部分で締められているので、終始楽しめるドラマだと思う。スヒョン君のカムバック作がこのドラマで良かったなと思っている。

 

ああ。そうだ。なぜ、ドラマのことを書こうかと思ったのか、というと、ソ・イェジが永野芽郁ちゃんに見えて仕方ないのだ。シュッとシャープにした芽郁ちゃん。

ついでに別のドラマだけど、「100日の朗君様」のド・ギョンスは北村匠海くんに見えてしまう。似てない?!私がおばちゃんだからかな?ただ、それだけ書きたかっただけなのだ。