きのう、何してたかな。

猫好き、山好き、本好き、映画・ドラマ好き。トドメは食いしん坊OLの、平凡な記録です。

ドラマについて、韓国の。

 

ここのところ、視聴していたドラマがだだだだぁ~っと終了している。

中でも「ただ愛する仲」が、意外にも終盤にかけて一気に盛り上がり、はらはらと目が離せないし、切ないし、BBAの中では、この時期一番のドラマになった。

画も内容も、すこぶる地味だけど、凄くいいドラマだった。

何よりも、主演の二人の演技が上手かったのが功を奏していると思う。決してオーバーではなく、心の内に秘めた、怒りや恐れ、哀しみが、ちょっとした場面で、思わず溢れ出てしまう表情やしぐさ、とても良かった。二人それぞれが違う方法で表現しているのも好ましかった。

ムンス役の若い女優さんは、一見地味ですごく美人という程ではないのだが、カットによっては、はっとするくらい、色気があって可愛く映る。「ああこれ、私が男でも落ちるな~」と、思うことが何度かあった(笑)。ちょっと木村多江に似ているかも。ジュノも同様で、場面によって物凄くカッコ良くて、いい男に見えてしまう。二人とも、さすがだわ。

後から、レイモンド・カーヴァーの「大聖堂」をヒントに制作されていると知ったのだが、カーヴァーと言えば、村上春樹氏が好きで、自ら翻訳まで願い出た作家ではないか。地味で、救いようがなくて、でもどこかに希望があって、ささやかで、温かい。こういう作品をリスペクトしているという時点で、レベルの高さが知れる。やっぱり脚本家や制作陣の力量が顕著になった秀作だと思う。

 

そして新しく始まっている「リターン」。コ・ヒョンジョンは「きつねちゃん~」以来なので久しぶり。イ・ジヌクもあの濃ゆ~くて男らしい感じが好きなので、見るつもりではいたが、展開もあららあららと二転三転していて、予想以上に面白く見られている。

 

残すは後、「黄金色、私の人生」。あと8話で終了するけど、ジアンの恋は実るのでしょうか~。上手くいくといいけどな~。