きのう、何してたかな。

猫好き、山好き、本好き、映画・ドラマ好き。トドメは食いしん坊OLの、平凡な記録です。

仕込み地獄、とドラマに想う。

 

BBAは基本、面倒くさがり野郎である。

手間がかかるものをギリギリまでやらない癖がある。これは子供の頃から変わらない。

夏休みの宿題も、塾の宿題も、崖っぷちに立たされて、泣きながらやるタイプ。

先日、遊びに行った際に宿題をしていた甥っ子も、私と同じタイプなんだよねと、妹が嘆いていた。遺伝って怖い。

 

大人になってギリギリまで溜めこむシリーズに、「アイロン掛け」と、「玄米炊き」がある。これが本当に面倒くさくて、ぎりぎりまでいつも追い込んでしまう。

とうとう、どちらも切羽詰まった時期(着る物がなくなる、食べる冷凍米がなくなる時)に。仕込みの時期が来たのだ。

重い尻を上げて、前日の夜に、玄米2合を発芽させるべく、仕込んで給水する(洗ってから水に浸すだけ)。次の日に、白米1合を加えて、土鍋で炊く。

炊いている間、クローゼットの隅に、カッサカサのシワができているシャツやブラウスに一気にアイロンを掛ける。

アイロンが終わる頃に、米が炊き上がるので、30分蒸らして、熱いうちにラップでパックする。この時、米はふわっと入れないといけない。冷めたらジップロックに入れ冷凍庫へ。

f:id:Hi_nekosan:20180613121709j:plain

ふぅーーーっ。終わったーぃ!!

この、たった2時間で済むことが面倒くさくて、1週間以上もたもたするという、ダメ人間且つ、要領の悪さよたるよ!!!

 

実は、アイロン掛けをしながら、まだ(笑)「私のおじさん」を視聴続けていたのだが……。

IU演じる主演のイ・ジアンは、幼い頃に母親が失踪、聾唖で病弱な祖母と二人残され、必死に生きていた揚句に、失踪した母親が他界。不幸なことに、母親が残した多額の借金が二人を襲う。祖母と二人、返済が滞れば、借金取りに骨が折れるまで暴行され、地獄のような日々を送っていた。

この、ジアンの子供の頃の映像を見ていると、最近起こった目黒の幼児虐待死の痛ましい事件を思い起こしてしまって仕方がない。ちょっと目のくりくりして可愛いこの子が亡くなった子に似ているからかな。このドラマでは、借金苦で追い詰められたジアンが、会社の代表の弱みを握り、強請や盗聴、犯罪に手を染め出しながらも、ドンフンという上司に出会えたことで、運命が変わりだす。ドンフンのような地味で平凡な人生を、日々淡々と、独り耐え忍んで生きている実直で誠実な「いい大人」に、生まれて初めて出会えたお陰で、彼女は生まれ変わる。かつては、ジアンとも心が通じていた借金取りの息子も、ジアンも、「今まで、いい大人に会えなかったのだな(会えていたら、良かったのに。変われたかもしれないのに。)」と、ドンフンが呟く。この言葉に二人各々癒される。これはドラマで、フィクションの世界だけど、それでも闇の中にいる子にも、一度くらいは温かい陽射しを浴びるチャンスがあるのではないだろうか。亡くなってしまったあの子も、そして新幹線で人を殺してしまった子も、ジアンのように、「いい大人」に出会える機会を掴めていたなら、何かが違ってきたのかな…なんて、今更思っても仕方がないことだけど、考えてしまった。

ドンフン以外にも、会社の会長も「いい大人」だった。「希望の光を見せたなら、最後まで見せなきゃならない。途中で(私たち大人は)放棄してはいけない」と、ジアンの犯した罪を知った上でも温かく受け入れてあげていた。そこまで立派にはなれないけど、もうちょっといい大人になれたらいいなと、この時ばかりはBBAも自戒した。

 

さて、真面目な話から、油の話へ。

前日比

体重ー0.4キロ、脂肪ー1.4%

昨晩は、ビビンバ食べたんだけどなー。それでも減るってどーしてだろう?謎。