今、韓国語教室からお借りしている「チャンオクチョン」を観ている。
主演がキム・テヒとユ・アインという美男美女カップルなので観ていて気持ちがいい。
はずなのだけど、辛くて視聴が進められない!(>_<)
この、チャンオクチョンという人は、別名チャンヒビン(張禧嬪)と言われる朝鮮の王様(粛宗)の実在のお妃様。(一般人から側室、そして正室へと成り上がったお妃)
「朝鮮三大悪女」の一人でもあり、数々の悪行を犯したと言われている。
ただ、実際のところは言い伝えられている歴史書を編纂した人間が、チャンヒビンと対立している側の人間であったため、人物評に不利な内容になってしまった可能性があり、本当に根の腐った人間であったかは不明だそうだ。
以前観た「トンイ」(粛宗の側室になる人。こちらは実在の人物ではない)という韓国ドラマでは、メタメタに悪い女としてオクチョンが描かれており、ドラマにのめり込んでしまう私としては、「打倒!オクチョン」の気分で観ていた。
しかし、反対のオクチョン側を正当化し、理解しながら観るということが、なんとも複雑な気分である。いくら実際ではそれほど悪い人間ではないとわかっていても。
そういった複雑な気持ちも抱きつつ、あともう一つ憂鬱な理由は、
「今後何が起こるか知っている!」から、観るのが辛いのだ。
もう、これから、本人の意には反しても、周りの人たちがやらかしてくれちゃって、ああなって、こうなっちゃうんだ~!!あああああ~!と思うと、なんだか切なくて、辛くて、再生できないよ。
じゃあ、観なきゃいいじゃん!との答えが正解!なのだけど、
一旦借りた作品は韓国語で感想文を書かねばならないので、「辛くて視聴を辞めた」
なんて、恥ずかしくて書けないのだ。笑
なんとかキム・テヒの美しさだけを頼りに再終話まで乗り切りたい。