一応、人間たるもの。
文化には触れて生きていたい。
クズであっても、1年に1度は芸術に触れねばならないと自分に課している。
今年は、途中から「勉強」を人生スケジュールに入れてしまったものだから、ライブにも、コンサートにも、美術展にも行けていない。
ああ、今年は何も観ずに聴かずに締めくくってしまうのかぁと残念に思っていたところ、滑り込みで行ってきた。
オアシズ光浦やっちゃん主演のお芝居、東葛スポーツ「71年生まれ、光浦靖子」である。
タイトルからして、韓国好きな人は
チョ・ナムジュ著『82年生まれ、キム・ジヨン』のオマージュだと、ピンとくるのでないか。
キム・ジヨンのストーリーに、日本社会の現状を織り交ぜて、キム・ジヨン=光浦靖子なるヒロインの生が展開されていく。
電波に載せるものとは違って、社会風刺がバシバシ効いていて、かなり攻めた内容だった。
お芝居で見る生の光浦さんは、キレイだった。もちろん、面白さも忘れていない。ダンスにラップ、最後は殺陣まで、多才なヤっちゃんを堪能できた。やっぱり好きだな~。1年の最後になんとかお芝居が見られて、嬉しい。
どうでもいいことだが、光浦さんの髪の毛が艶々で美しかった。
先日、芸能人というか、モデルをしている若人(友人の甥)に会った際、その子も髪の毛がツっヤツヤ輝いていて、なんでそんなに髪の毛綺麗なの?!と聞いたら、週に1度は「サロン(発音は、若者のカノジョ、と一緒)」に行って手入れしている、と言っていた。
きっと光浦さんも「サロン」に行っているに違いない。
美は一日にして成らずだね。