東京駅へ独身村のメンバーの一人である先輩を見送りに行った。
私が20代の頃に中途で入った出版社で、教育係(メンター)をしてくれたのが先輩である。
エキセントリックでキ〇ガイ編集長の元、前に立って暴風を受けてくれたのが先輩であった。今思い返しても有難くて、頭が上がらない。
ほんとに恐ろしく、苦しい経験を共有した我々には、お陰様で固い絆が生まれた。
それ以来なのでもう十数年のお付き合いになる。
そんな先輩が、実家のある東北へ帰ることになった。
テレワークが普及しつつある今は、地元に帰ってもお仕事が途切れることがないので、何も不自由がないそうだ。
そういった点ではコロナがもたらした社会変化に感謝である。
メンバーが一人欠けてとってもとっても寂しいけど、
先輩の門出を祝おうでありませんか。先輩の幸せが私の幸せでもあるのでね。
村の仲間と、シンデレラエキスプレスの如く、扉が閉まるまで手を振り見送った。
ちなみに。新幹線の見送りの入場券というのは、Suicaでは支払えないようで、別途140円の切符を買わないといけないということも今日初めて知った。