テレ朝の深夜にやっている「アニマルエレジー」という番組がある。
小学生のミチくん演じるロバートの秋山と夏目三久ちゃんがMCで、生き物の哀しきもおかしな生態を紹介している。
これが、とても面白い。紹介される内容も面白いが、二人のおかしな掛け合いにもクスクス笑ってしまう。
今週は、アリジゴクの生態を紹介していた。
そこで突然思い出した。
私が小学生低学年の頃。アリジゴクを捕獲するのが趣味だったことを。
蟻がたくさんいそうな砂場やか乾いた校庭をじっと観察していると、たいてい近くに蟻地獄の罠が仕掛けてあったりする。
それを、あれよあれよと砂漠に迷いこんだ蟻を装い指を突っ込んで罠に落ちていく。がばっと襲ってきたアリジゴクを反対に仕留める。
または、アリジゴクのすり鉢状の砂の巣をちょっとずつ削っていき、最後は屋根なしのお家(裸)状態にして捕獲する。
それがエスカレートすると、土建工事の如く豪快に、お住まいごと、ごっそりシャベルで掘り出すこともやった。(どんどん豪快になってくる)
しばらくはアリジゴクとお家を水槽に入れて観察したりしていた。
とにかく、なぜだかアリジゴクに夢中になっていた時があった。
ここでふと疑問に思うのは、子供の頃、私は遊ぶ友達は多かったはずなのだが、こんなことをやっていたってことは、ほんとは友達なんていなかったんじゃないだろうか?
ま、まぼろし~!!!なのかな?!(笑)
スペックみたいに記憶が書き換えられちゃっているのではなかろうか。
とりあえず、現在の趣向が変わっていることには胸をなでおろしている。