ここしばらく漢字の勉強をしている。
何度も書くけど、書き取りの出来がひどい。
難なく読めているものが、カタカナで現れると、全然漢字が頭に浮かんでこない。
と同時に最近、三島由紀夫を読んでいるのだが、
驚くことに、漢検の問題と同じ言葉がぞろぞろ出てきている。
なので、読み取りが著しく上達している。でも、書けない(涙)。
三島の作品に登場する言葉は、2級レベル以上のものなんですねえ。
今読んでいる『金閣寺』は、表現も煌びやかで、日本語がとても美しい。けど、比喩や暗喩をいちいち理解するのが私には難しい。
このひとつ前に読んだ『命売ります』は、とても読みやすかったのに。ということを読書家の母に話したら、後者の作品は、三島がお金の為にかなり割り切って、大衆向けにレベルを落として書いた物だから、分かりやすくて当たり前だと、バッサリ切り捨てられた。
この『命売ります』、主人公の男の名が「羽仁男」という。
読みだした途端、「えーー!ハニオ?!!」と驚いた。
女優、石田ゆり子さんの愛猫の名も「ハニオ」。猫好きなのでいつもインスタでハニオを見守っている者としては、動揺が走る。
まさか、ここから?!違うよね?!「羽仁男」は変態だし!
でも、ゆり子さん読書家だし。。。
「ただの偶然」ということを、祈りたい。