きのう、何してたかな。

猫好き、山好き、本好き、映画・ドラマ好き。トドメは食いしん坊OLの、平凡な記録です。

漢字と三島。そしてゆり子。

 

ここしばらく漢字の勉強をしている。

何度も書くけど、書き取りの出来がひどい。

難なく読めているものが、カタカナで現れると、全然漢字が頭に浮かんでこない。

 

と同時に最近、三島由紀夫を読んでいるのだが、

驚くことに、漢検の問題と同じ言葉がぞろぞろ出てきている。

なので、読み取りが著しく上達している。でも、書けない(涙)。

三島の作品に登場する言葉は、2級レベル以上のものなんですねえ。

今読んでいる『金閣寺』は、表現も煌びやかで、日本語がとても美しい。けど、比喩や暗喩をいちいち理解するのが私には難しい。

このひとつ前に読んだ『命売ります』は、とても読みやすかったのに。ということを読書家の母に話したら、後者の作品は、三島がお金の為にかなり割り切って、大衆向けにレベルを落として書いた物だから、分かりやすくて当たり前だと、バッサリ切り捨てられた。

 

この『命売ります』、主人公の男の名が「羽仁男」という。

読みだした途端、「えーー!ハニオ?!!」と驚いた。

女優、石田ゆり子さんの愛猫の名も「ハニオ」。猫好きなのでいつもインスタでハニオを見守っている者としては、動揺が走る。

まさか、ここから?!違うよね?!「羽仁男」は変態だし!

でも、ゆり子さん読書家だし。。。

「ただの偶然」ということを、祈りたい。

 

わきがひどい。

 

わきがひどい。

ワキガ、じゃなくて、脇。脇の下。

 

先日の、1度ボルダリングしただけで、

次の日、脇から指先までが筋肉痛!!!痛いのなんの。

一瞬で、こんなになるなんて!おじいちゃん!

 

どんだけ鈍っていたんだろうか。

 

全身鍛えたい人は、ぜひボルダリングをするといいです。

 

奥多摩ハイキング&蕎麦バンザイ。

 

今週は、申し込んでいたツアー登山が催行中止になってしまったので、

先月に続き、また妹一家を誘ってのハイキングに。一番上の甥は部活のため本日も欠席。

 

前回の高水三山では、一番下の甥っ子を「辛い辛い」と号泣させてしまったので、

今回はかなり手加減して、青梅線鷹ノ巣駅から、奥多摩駅までを緩くハイキングすることにした。コースタイムにして、2時間半くらいだろうか?

 

一家は、どこに行くにも車移動が常なので、前回の電車移動は、結構堪えたらしい。今回は車にしたいと申し出があったので、私が朝、妹の最寄駅まで向かい、駅で拾ってもらうことにした。

 

とりあえず、奥多摩駅まで車で向かい、コインパーキングに駐車して、電車で鷹ノ巣まで戻ることに。

 

そこからスタート。

しばらく歩くと吊り橋を渡る。鷹ノ巣渓谷。

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本日も都心は気温、30度近く。川の水が冷たくて気持ちよさそう。

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吊り橋を渡り、渓谷沿いをひたすら歩いて進む。

途中、甥と姪が川遊びがしたいと、川べりまで下りて水で遊ぶ。

 

そこからまた元のルートへ戻り、歩く。

途中から、長い階段を上ると、東屋のある樹林帯ルートに出るのだが、

この長い石段でまた甥っ子が「階段、いやだー!」と騒ぎ出す(笑)

妹家族は、私と違い、みんな運動神経の良い一家で、中でも一番下の甥っ子は、飛び抜けて運動神経が良いのだそうだ。

小学校の体育測定の偏差値っていうの?が今はあるらしいけど、全種目で偏差値が70以上だったのだそうだ。だから学校で1番?ってこと?

これが勉強だったらどんなにいいだろうにwww。そんな子なので、本当のところ、身体はへっちゃらなはずなのに、妹曰く「無茶苦茶、メンタルが弱い」ので、長くてしんどいというものが大嫌いなんだそうだ。要は堪え性がないんだろうね。

(このあたりから甥っ子が大騒ぎしだしたので、写真を撮っている余裕がなかった。)

 

ここから、白丸ダムに出て、ダムを少し見学してから、青梅街道へ出る。

青梅街道沿いをひたすらとぼとぼ歩いて進む。

そこから数馬橋を渡り、川を越えて、アースガーデンを右目に、しばらく樹林の中を歩く。東電水力発電所に出たら、また舗装道路沿いに出て、ひたすら奥多摩駅まで歩き続ける。

この間も、甥っ子は「足が痛い」と騒ぎ出して、号泣しつづける(笑)

恐らく、平坦で、退屈な道が大嫌いなようだ。

 

とりあえず、泣きやませなきゃと思い、

奥多摩駅の手前にある地域センターで、無料でボルダリングができるよ!と言ったら、

「わー!!ボルダリングやりたい!!」と、途端に笑顔で元気になる。

今までの号泣はなんだったんだよ?!

それから、甥と姪二人で、気の済むまでボルダリングをして遊んでいた。

「〇ちゃん(私のこと)も一緒にやろうよ!」というので、1番簡単なルートを久しぶりにやる。尻が重くて、腕がちぎれそうになった。

妹も1ルートやってみると、「もう指がやばいわ」と、二人で衰えた身体に苦笑する。

 

とりあえず、甥が元気になったので安心。

 

もう時間は14時近く。

遅くなったお昼を食べることに。

うちの妹一家、私と同じく食いしん坊一家なので、

奥多摩に行くならここ!と既に決めていた蕎麦屋があるのだそう。

ただし、15時に昼の部は終了、または仕込み分が売れ切れ次第終了らしい。

車をブッ飛ばして向かう。

14時に到着すると、門前に「本日売り切れのため終了」という看板が!!!ガーン。

入口の周りには、まだ並んで順番を待っている人たちがいる。

既に1時間並んでいる人もいるらしい。こんな山奥にも行列の店があるのね。。。

 

しかし、食い意地の張った我が妹、

「ちょっと、お店の人に聞いてくる」と、今からでも入ることが可能か、店主に交渉しに行ったところ、仕込み分がまだ残っているので、大丈夫!とのことだった!やったねー。

そこから20分くらい待っただろうか。

名前を呼ばれて、いざ入店。

 

お店の名は、丹三郎(たんざぶろう)

 

 

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藁葺屋根の古民家が味があっていい。お庭も綺麗に手入れされていて、ライラックのような花の甘い香りが漂っていた。

中へ通されると、私たちが5人と大所帯だったこともあり、

この建物の右側の離れに通される。貸切状態!いいね~。

お部屋の中も、楚々として可愛らしい野花が活けてあったりして、お店の人の心意気が感じられる。

注文を取りに来られたお店の方々も、凄く品が良くて優しい。いい店だなあ。

 

私たち5人とも、天せいろ(1400円)を注文。

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コシのある、美味しそうなお蕎麦!私の大好きな細切りだわ!

そして、天ぷら(エビ、カボチャ、稚鮎、茄子、大葉)。

(実は無心で食べてたので、最初に撮影するのを忘れた。ので、食べ途中の図。。。)

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天ぷらは、ごま油で揚げてあるようで、カラッと軽い触感。

蕎麦は、風味も喉ごしも抜群に良く、ほんとに美味しい!!

久々に本物の蕎麦を食べられたような気がする。

(毎朝、蕎麦を食べているので、尚更違いが分かり過ぎる。)

そば湯も美味。蕎麦の出汁がしっかり出ている。温かいのがほっとするね。

そして5人全員、完食!

美味しかった~!ごちそう様でした。

帰りのお会計の際、店主の方が出てきてくださって「長い時間お待たせしてしまってすみませんでした」と、とても丁寧にお詫びされてしまった。

いやいやいや!無理くり、閉店間際に滑り込んできた私たちが悪いので!

 

なんていい人たちなんだろう?!

また来たいなあ。

 

奥多摩には、いつも電車で来ていたのだが、車で来ると、こういうお店に立ち寄れるという利点があるのだと初めて知った。

過ぎたるは猶及ばざるが如し。

 

昨年、愛用していたご飯用の萬古焼の土鍋の中蓋を割ってしまったので、

代わりにHARIOの土鍋を使用している。

 

炊き上がりもまあまあ美味しく、満足はしている。

 

けどもー、気になることがある。

 

それは、たまに水分を大目に炊く際、

ガラスの上蓋から蒸気と共に吹きこぼれる、米の汁。通称ブクブク。

 

おお、いい感じ~♪、を通り越し、

おいおい、あんた大丈夫か?!!!と心配になるほど、コントのように吹き出してくることがたまにある。(たまになのは、玄米と白米の配合や水分量や、微妙な火加減の違いなのかな。。。)

 

気持ち悪いけど、アップする。

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物事には限度ってえもんがあるのよ。

 

 

糠床危機一髪。

 

今週は、蕎麦に夢中になっているせいで、

糠床にキュウリを3日くらい入れっぱなしで放置していた。

 

ここ数日は暑い日が続いていたので、冷たい飲み物を出し入れするのに冷蔵庫をパタパタ開閉していたら。

んん?

何か臭う。

臭い。

 

これは、糠床だな。。。

と思い糠床を取り出してみたらあらら、べっくり。∑(゚◇゚///)

 

糠の表面がびっしり、白い。真っ白な、卯の花みたいな状態に!!!!

 

ぎゃーーー。カビ?カビ????!!(゚Д゚;≡;゚д゚)

と慌てて、表面をスプーンですくい取る。

放置していたキュウリを取り出し、ばきっと男らしく折って、食べてみる。

えぐみが多少出ているものの、やばい味はしない。

糠もひと口、食べてみる。

塩がだいぶ薄くなっている。けど、やばい感じではない。

ということは、まあなんとかなるかなという状態だ。

 

とりあえず、糠と荒塩、トウガラシを投入して、よく混ぜる。

そこにキュウリ、みょうが、ニンジンを入れて、ぴっしり蓋をして、冷蔵庫へしまう。

本日の危機は救われた。

 

それと。

後でこの白いカビ?の正体を調べたら、産膜酵母という酵母の一種だそうだった。醤油や味噌の醸造工程でも必ず発生する酵母らしい。食べても別に無害。しかも、産膜酵母が発生するほど、下の層の乳酸菌が元気になっている証拠だという。瀕死の状態だと思ったけど、意外と最高の状態になっていたらしい。

いくら冷蔵庫保存とはいえ、もうちょっとかまってやらなくてはならいのだと、反省した。ほんとにペットのようだよ。

小学生ゴリラ。

 

ここ最近の生活が、アラフォーの優雅な生活とは、かけ離れる事態となっている。

 

最近、新たに朝食のはまり物が誕生。

リンゴ、じゃなくて、蕎麦。

急にお蕎麦が大好き爺さんになってしまった。

 

冷水で〆た蕎麦に、薬味セット(シソ、みょうが、ネギ、生姜、浅葱などを細かく刻んでジップロックコンテナに保存しておく)を大量に乗せて、そこに温泉卵、または納豆、または大根おろし、または揚げ玉を日によって変えて添えて、そばつゆをぶち込み、最後にカボスをジュジュッと絞る。これが、とっても美味しくって!

これを食べたいがために、朝30分早く起きるようになった。

食いしん坊、万歳である。

 

そして、仕事の暇な時間や、帰宅してからのくつろぎ時間に、

漢字ドリルをひたすら解いている。

相変わらず、間違いまくっているためか、更に意味が全く分からない言葉たちにも多く遭遇している。

私の頭は、意味まで理解しないと言葉が覚えられない、というどうにも頑固オヤジ頭なので、ノートに間違えて、且つ意味が分からない言葉をだーーーーーーーっと1行ずつ書いていき、一つずつ、国語辞典で意味を調べて書き写していく、という修行をしている。(今さらながら、国語辞典ってスゲエと思ってしまう。編者の人、リスペクト。)

こっれてもう、完全に小学生の甥&姪たちと同じレベルなのよね。

 

そして夜。

蕎麦に朝食の座を明け渡してしまったリンゴを食べる。リンゴだけじゃ足りない日は、バナナも。

食事がリンゴとバナナって、、、、。

ゴリラのご飯じゃないか。

 

時に小学生、時にゴリラ。

なんだか自分が想像していた大人の姿とは、現実は遥かにかけ離れちゃっていて、哀しい。

でもそれなりに、楽しくも、ある。

 

山梨百名山。猿焼山~今倉山登山。

 

週末、2週間ぶりに登山に出かけた。

今回は、山梨県都留市にある猿焼山から今倉山登山へ。

昭文社の登山地図には表記されていないバリエーションルート、だそうだよ。

道に詳しい人がいないと迷子決定、結構危ない。

なのでもちろん、ツアー登山。先生も知り合いのお爺ちゃんガイドさんなので、ペースもゆっくりめで丁度いいかなと思って参加した。

 

朝5時起床、朝食は卵かけご飯とリンゴ半分。以前、リンゴ1個でシャリバテした経験があるので(当たり前だ)、それ以来トラウマで朝は食欲がなくとも、しっかり取ることにしている。

  

バスで、山梨の都留まで出る。

そこから、戸沢にある温泉、芭蕉月待ちの湯(山の帰りに何度もお世話になっている温泉だわ。)の隣の駐輪場で下車。

空模様は、晴れときどき曇り。山に登るには丁度いいね。

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もう青梅が成りだしているのねぇ。今年は梅酒作ろうかなあ。

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と、どうでもいいことはさておき、

準備体操をして、猿焼山へ向かう。

9時出発。 

 登山口(580m)から休憩を入れながら、約1時間20分くらい、ひたすら緩い上り。

すると、猿焼山西峰(878.3m)へ到着。

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三等三角点と、私の右ゴロー。

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休む間もなく、東峰へ向かう。

アップダウンを繰り返し、10分ほどで到着。

猿焼山東峰(891m)。

お猿さんがいるね。

今回の猿焼山も、今倉山も、西峰、東峰と、双耳峰の山なのだね。。。

め、めんどうくさそうだ。 

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そこからちょっと下って、そこからずーーーーっと登り。

ゆるーく登っているかと思えば、時々急登がやってくる、の繰り返し。orz

1時間ほど上ったであろうか。

エビラ沢ノ頭(1034m)へ到着。

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標識はこれくらい。

飲み物休憩をして、また出発。

そこからまた、アップダウンの繰り返しをしつつ、50分くらいでパラジマノ頭に到着。

パラジマ頭(1076m)

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なんて、薄味表記なんだ!見づらい。

 

そこからまた、じわじわと上る。たまに急な登りがやってきて、嫌になる。

また50分くらい経っただろうか。

 

西ヶ原ノ台(1240m)に到着。

標識が見あがらなかったのだけど、近くにぼろぼろの造林小屋が。かつては林業の方々の休憩所だったのかしらね。

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ここを右に巻いて、今倉山を目指します。

ここからが、更に登りがきつくなる。

一気に標高が100m、100mと、上がっていく。なんだかずーーっと登っているような気がしてならない。

ひいひい言いながら、50分くらいで、今倉山西峰へ到着。

 

今倉山西峰(1480m)別名御座入山ともいうらしいね。でも、なんだか寂しい標識ねえ。

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ここからまた、200くらい一気に下りて、100また上がる。

 

やっと最後のピーク!

今倉山東峰に着いた!

今倉山東峰(1470.3m)こちらは立派な標識で安心した。

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ここにも三角点。

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さて、時間は15時半!ひいい、6時間半も登っていたのね。

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一気にここから下山するよ。

だいたい50分弱で、道坂隧道のトンネルの上に出る。ゴール!

(このルート、樹林帯の中を歩いたり、尾根づたいを進むことも多いので、下から吹き抜ける風が涼しくて気持ちが良いのだが、今倉山東峰までは、眺望がまったくもってない。なので、遠くの山を見渡すような景色が好きな方にはあまりおすすめできない。)

 

今回は、登りが6時間半、下りが1時間の標高差900m!と、今までにないような山行程だった。

登りが6時間超えるって、、、やっぱりきついなあ。というか、飽きるのね(笑)。

 

でも驚いたことに、今回は、全くバテなかった。

心拍数も急登でもほとんど上がらなかった。不思議。前回のはなんだったんだ?!

 

これって、だんだん筋肉がかつての感覚を取り戻しつつあるからか、

先生のゆっくりペースが良かったのか、

登山直前と登山中にアミノバイタルでドーピングしたことが良かったのか、

色々なことが功を奏したと思えた。次回も、ドーピングはしておいた方がよさそうだ。

 

なんとも不思議な山行でした。