今週は、申し込んでいたツアー登山が催行中止になってしまったので、
先月に続き、また妹一家を誘ってのハイキングに。一番上の甥は部活のため本日も欠席。
前回の高水三山では、一番下の甥っ子を「辛い辛い」と号泣させてしまったので、
今回はかなり手加減して、青梅線の鷹ノ巣駅から、奥多摩駅までを緩くハイキングすることにした。コースタイムにして、2時間半くらいだろうか?
妹一家は、どこに行くにも車移動が常なので、前回の電車移動は、結構堪えたらしい。今回は車にしたいと申し出があったので、私が朝、妹の最寄駅まで向かい、駅で拾ってもらうことにした。
とりあえず、奥多摩駅まで車で向かい、コインパーキングに駐車して、電車で鷹ノ巣まで戻ることに。
そこからスタート。
しばらく歩くと吊り橋を渡る。鷹ノ巣渓谷。
本日も都心は気温、30度近く。川の水が冷たくて気持ちよさそう。
吊り橋を渡り、渓谷沿いをひたすら歩いて進む。
途中、甥と姪が川遊びがしたいと、川べりまで下りて水で遊ぶ。
そこからまた元のルートへ戻り、歩く。
途中から、長い階段を上ると、東屋のある樹林帯ルートに出るのだが、
この長い石段でまた甥っ子が「階段、いやだー!」と騒ぎ出す(笑)
妹家族は、私と違い、みんな運動神経の良い一家で、中でも一番下の甥っ子は、飛び抜けて運動神経が良いのだそうだ。
小学校の体育測定の偏差値っていうの?が今はあるらしいけど、全種目で偏差値が70以上だったのだそうだ。だから学校で1番?ってこと?
これが勉強だったらどんなにいいだろうにwww。そんな子なので、本当のところ、身体はへっちゃらなはずなのに、妹曰く「無茶苦茶、メンタルが弱い」ので、長くてしんどいというものが大嫌いなんだそうだ。要は堪え性がないんだろうね。
(このあたりから甥っ子が大騒ぎしだしたので、写真を撮っている余裕がなかった。)
ここから、白丸ダムに出て、ダムを少し見学してから、青梅街道へ出る。
青梅街道沿いをひたすらとぼとぼ歩いて進む。
そこから数馬橋を渡り、川を越えて、アースガーデンを右目に、しばらく樹林の中を歩く。東電の水力発電所に出たら、また舗装道路沿いに出て、ひたすら奥多摩駅まで歩き続ける。
この間も、甥っ子は「足が痛い」と騒ぎ出して、号泣しつづける(笑)
恐らく、平坦で、退屈な道が大嫌いなようだ。
とりあえず、泣きやませなきゃと思い、
奥多摩駅の手前にある地域センターで、無料でボルダリングができるよ!と言ったら、
「わー!!ボルダリングやりたい!!」と、途端に笑顔で元気になる。
今までの号泣はなんだったんだよ?!
それから、甥と姪二人で、気の済むまでボルダリングをして遊んでいた。
「〇ちゃん(私のこと)も一緒にやろうよ!」というので、1番簡単なルートを久しぶりにやる。尻が重くて、腕がちぎれそうになった。
妹も1ルートやってみると、「もう指がやばいわ」と、二人で衰えた身体に苦笑する。
とりあえず、甥が元気になったので安心。
もう時間は14時近く。
遅くなったお昼を食べることに。
奥多摩に行くならここ!と既に決めていた蕎麦屋があるのだそう。
ただし、15時に昼の部は終了、または仕込み分が売れ切れ次第終了らしい。
車をブッ飛ばして向かう。
14時に到着すると、門前に「本日売り切れのため終了」という看板が!!!ガーン。
入口の周りには、まだ並んで順番を待っている人たちがいる。
既に1時間並んでいる人もいるらしい。こんな山奥にも行列の店があるのね。。。
しかし、食い意地の張った我が妹、
「ちょっと、お店の人に聞いてくる」と、今からでも入ることが可能か、店主に交渉しに行ったところ、仕込み分がまだ残っているので、大丈夫!とのことだった!やったねー。
そこから20分くらい待っただろうか。
名前を呼ばれて、いざ入店。
お店の名は、丹三郎(たんざぶろう)
藁葺屋根の古民家が味があっていい。お庭も綺麗に手入れされていて、ライラックのような花の甘い香りが漂っていた。
中へ通されると、私たちが5人と大所帯だったこともあり、
この建物の右側の離れに通される。貸切状態!いいね~。
お部屋の中も、楚々として可愛らしい野花が活けてあったりして、お店の人の心意気が感じられる。
注文を取りに来られたお店の方々も、凄く品が良くて優しい。いい店だなあ。
私たち5人とも、天せいろ(1400円)を注文。
コシのある、美味しそうなお蕎麦!私の大好きな細切りだわ!
そして、天ぷら(エビ、カボチャ、稚鮎、茄子、大葉)。
(実は無心で食べてたので、最初に撮影するのを忘れた。ので、食べ途中の図。。。)
天ぷらは、ごま油で揚げてあるようで、カラッと軽い触感。
蕎麦は、風味も喉ごしも抜群に良く、ほんとに美味しい!!
久々に本物の蕎麦を食べられたような気がする。
(毎朝、蕎麦を食べているので、尚更違いが分かり過ぎる。)
そば湯も美味。蕎麦の出汁がしっかり出ている。温かいのがほっとするね。
そして5人全員、完食!
美味しかった~!ごちそう様でした。
帰りのお会計の際、店主の方が出てきてくださって「長い時間お待たせしてしまってすみませんでした」と、とても丁寧にお詫びされてしまった。
いやいやいや!無理くり、閉店間際に滑り込んできた私たちが悪いので!
なんていい人たちなんだろう?!
また来たいなあ。
奥多摩には、いつも電車で来ていたのだが、車で来ると、こういうお店に立ち寄れるという利点があるのだと初めて知った。