遅ればせながら、映画「鬼滅の刃」を観てきた。
日本映画の歴代興業記録1位に迫る程の魅力の理由は何なんだろう???
と考えながら観ていたので、他の人より感動は薄かったのかもしれないけど、
総じて面白かった。
煉獄さんのシーンでは、泣いてしまった。LiSAさんの「炎」の意味が分かった。
要所要所で、泣かせよう泣かせようという制作側の意図が多分に感じられるので、泣くのは当たり前だよ!(笑)と思いつつ、それでも白けてしまわないのは、優しくて、澄み切った清い心を持つ炭次郎や、個性的で正義感溢れる鬼殺隊の仲間と柱たち、哀しくも鬼として生きし逝く彼らのストーリーをひとつひとつ丁寧に描かれているのが、魅力なのだろうなあと感じた。
あとは画の綺麗さ。3DCGていうの?背景の映像美。
これも人気に加担しているのかな。
それに、エンディングのクレジットを見て驚いたのは、アニメの制作スタッフがほとんど日本人だったこと。
孫請け等の海外の外注をしていないことで、制作費用の莫大さ、必ずヒットさせる!という制作側の気概が見られた。
アニメーションを作る人たちにお金が回れば、結果として今後のアニメーションの発展にも繋がるだろうし。
それを思えば、ほんとにヒットして良かったと思う。