2週間ぶりの登山。
バスに乗りかえて、磐梯山麓の「八方台登山口」へ。
そこから準備体操をして、登山開始。
今日は梅雨の中でも珍しい晴天。むしろ日焼けが気になるくらい。
地上は暑くても、磐梯山の辺りはひんやり涼しい。
木々を抜ける風も、冷たくて気持ちが良い。
樹林の中をてくてくと登って行く。八方台コースは小学生でも登れる簡単なコースなので、急登もない。地道に登る。
途中、10年前に廃業した中の湯を通り抜ける。地面にはポコポコ温泉が湧いているのが見受けられる。
中の湯あたりから湿地帯の木道歩き。木段を抜けると、だんだん急斜になってくる。
休憩をしながら1時間くらい歩いたかな。
小さな展望台で桧原湖が望める。キレイなので写真を撮る。
はっ!!!!!!
なんと、写真が勝手にセピアモードになっていた!(>_<)
昭和の女。古さが写真にまで漂っている。
展望台を抜け、弘法清水とお花畑の分岐に出る。
今回はピストンなので、行きはお花畑から回る。
お花畑といっても、旬のお花は結構終わってしまっており、イワカガミもつやつやの葉っぱのみ、ミヤマキンバイの花も見られなった。
グンナイフウロ、コウリンタンポポは鮮やかな色を咲かせていた。写真は撮れなかったのでなし。
お花畑を抜けて、弘法清水でお昼ご飯。持参したパンと紅茶で一息。
そこから、30分弱くらいで頂上へ。
残念ながら、頂上も、戦時中のような、もしく貞子に出てくるような写真。(^_^;)
登山中、既に下山してこられる方から、頂上には有名なバンダイクワガタが咲いているという情報を得ていたのだけど、私は見つけられなかった。
さて下山。ひたすら降りる。
そして、再び展望台に。
いつの間にか、写真がカラーになっている!平成の女になった。
更に下って、旧中の湯へ。10年前に、80歳の女将さんが他界されて廃業されたとか。
建物も、撤去するのに1億円かかるらしく、そのまま放置されて、朽ちる寸前。
廃墟の周りを散策。当時は露天だったのかな?と思うような、水がわき出ている箇所で水遊び。というか、泥で汚れた登山靴をぱしゃぱしゃとやって、ソールをキレイにする。
いい硫黄泉の匂いを出しながら、ぽこぽこ湧いている。でも熱くない。
こんないい温泉があるのに廃業しちゃうなんてもったいないね。でも、資材や食料を運ぶのも大変なので、継ぎたいと思う人がいないのは仕方のないことなのかしらね。
ここから30分ほど下って、元の八方台へ。
トータル、休憩入れて、5時間半くらいの登山だった。
さて、郡山駅まで戻りましょう。
駅でたくさんお土産を買って、新幹線で岐路に着く。
小旅行的な登山でした。