久しぶりに編み物。
編物教室へ行ってきた。先月、模様編みの途中で大ミスを発見してしまい、10段以上戻って編み直しする羽目になったので、やり直しから編み始める。
お教室の最後の方、韓国ドラマ談義に夢中になりすぎて、再び模様にミスを犯し、数段遡ることになった。なんだったんだ、このひと月。
やっと立ち直る。
数か月くらい前から、だらだらと勉強スランプに陥っていた。
どうしてこんなにやる気が出ないのか、やりたくない気持ちでいっぱいなのか。
やらなきゃいけないのに、できないジレンマや苛立ちを、こんなにコントロールできないのは初めてのことだったので、非常に苦しかった。きっと、このコロナ渦の閉塞的な状況や、会社のゴタゴタや、悲しいニュースなども影響していたと思う。
でも、状況がどうであれ、生きるためには、働かなきゃいけないし、長く働くためには勉強だってしないといけない。どうしたらこの息苦しさから逃れられるのかなと、色々と模索した。
そんな折、知の巨人と言われる読書猿さんのブログの過去の記事を読んで、ああ、そうなんだ、そうだったんだなと、すとんと腑に落ちた。
資格学校でもよく先生が学習曲線や経験曲線の話をしていたのでその認知はあったのだけど、そのカーブについて説明した上で記していた。
学ぶことは、結局のところ、自分の馬鹿さ加減と付き合うこと。
より長く学ぶことは、それだけ長く自分の頭の悪さに直面し続けることだし、
より深く学ぶことは、それだけ深く自分の間抜けさと向き合うこと。
だと。
ああ。私は、自分の頭の悪さ、間抜けさに向き合い続けることに耐えられなくなっていたのだなあと納得した。
そして、もう向き合う他に、解決の道はないのだと、腹を決めたらなんだか急に頭の中が、霧が晴れたようにすっきりした。これを機に、ちょっとずつだが1次試験前のペースに戻していきたい。