積読でいつか読まねばとなかなか手に取れなかったが、休みの日、一気に一晩で読んだ。
面白かった~。映画監督だからなのか、構成が立体的で多面的で巧みだった。
「愛していない。もうひとかけらも」という携帯の下書きに残された一言がズンと胸を打ちました。失望、諦観、喪失からの愛とか希望とか。いろんな感情がたくさん散りばめられている物語だった。傷はひりひりしてるのに、流れてる血は温かく、総じて穏やかな慰めの物語だった。
と、突然この映画に出ていた深津絵里を思い出し、また彼女を見たくなってしまった。
最近露出していないので、早くどこかに出てきてくれないかなー。
突然ふかっちゃんロスである。