幻と書いて思い出したが、宇多田ヒカルの「Fantôme」を買った。音楽をネットで買ったのは久しぶり。評判通り、いい作品だったなあ。
彼女の音楽がまた進化したような。宇多田ヒカル登場までのここ数年の日本の音楽シーンはなんだったんだろ?というくらい止まっていたような気がするのは、気のせい?
このくらいインパクトのある若いミュージシャンが出てきてくれると嬉しいなあ。
閑話休題。
先日の昇太師匠の落語を聴いたので、久しぶりに師匠も出演している「タイガー&ドラゴン」を観たくなって、全巻借りて一気に観た。
10年ぶりくらいに観るのだが、私もババアになったからか、落語噺がとても身に染みる。リアルタイムで観ていたときは20代だったので、人生の機微や苦味や可笑し味も、身体ではまだわかっていなかったのだろう。1話ごと、このクドカン面白ドラマの影に隠れた人情話に泣かされた。古典落語を土台にしたドラマの内容も、そして劇中の創作落語も素晴らしくて、やっぱりこの人天才だ。
ただ、このドラマの続編は二度とないのだろうなあと思った。
なぜならば、このドラマのキャストの人間模様がまずすぎる。
岡田くんに蒼井優、高岡蒼甫、大森南朋、、、リアルな恋愛模様の雁字搦め。。。
挙句に薬物で逮捕されちゃったユーちゃんも出ているし。
そういえば、星野源も坊主姿で出ていた。伊東美咲も出演していたし、長瀬君も若くて、みんな綺麗だったなあ。
続きが見られないのは、大変に大変に残念。