韓国ドラマについて。
現在放送中のドラマも十分面白いのだが。
見損ねていたドラマを視聴してみたら、
とっても良くて驚いた~~!
そのドラマは、「イルリがいる愛」。
日本発売のDVDでは「一理の愛」かな。
主人公「イルリ(一梨)」と一理の意味を掛けているのだろう。
2年前に、tvNで放送されていたドラマなのだが、
なんで見落としていたのか?!自分を疑ってしまう。
まあ、大まかに言えば、話題の「不倫」ドラマなのだが、
全くもってドロドロがなく、切なく、哀しく、温かい話なのだわ。
高校時代の先生(ヒテ)と結婚したイルリ。師であって、友であって、父であって、男である、先生。先生とは運命の人として、最後に出会うべき人であった。そしてその後、若い者同士「初恋」をするべき人(ジュン)に出会ってしまった。これも運命なのだろうか?さて、イルリの愛はどこへ向かうのか。ヒテは、ジュンはどうなってしまうのか。。。
なんというのか、情緒的で、文学的。映画のような大人の極上ドラマだった。
映像もきれいだし、音楽も邪魔しすぎず良いし、誰の立場になっても理解できるし、そうなるのがどうしようもないという気持ちになる。不倫を推奨するわけではないけれど、仕方のない愛というのもあるのかなあと、この年になると分かる気がする。
私としては、途中からジュニに同情的で、どうかどうか、ジュニを幸せにしてくれよーー!!という想いでいっぱいだった。まあ、結果はわかってはいたけどね。
この作品、「キムサムスン」の脚本家と、「恋愛時代」の監督がタッグを組んでいた。どうりでいい作品だと思ったよ!
恐るべし、tvN。地味にこんないい作品を作っているとは!そして、1%に満たない視聴率が常のケーブルテレビに主演するオム・テウンもさすが。そして、更におばはんは、イ・スヒョクも好きになってしまった。あの、子犬のような目にやられた。
若い子には理解しづらい部分もあるので、おそらくアラフォー以上にはぐっとくるドラマだと思う。もちろん、3人の恋愛意外にも、家族の物語もふんだんに描かれているのもこれまたよろし。