先日、友人に誘われて、料理教室へ行ってきた。
服部栄養専門学校と日本財団が企画している「日本さばけるプロジェクト」の中で、実際に魚をさばいて料理する「さばける塾」に参加した。
この日のテーマは、鯛。
1人に鯛1匹を与えられて、さばいて調理し、試食するまでを行う。
メニューは、鯛めしと、鯛の粗汁、厚焼き玉子。
魚の水洗い(内臓の始末をすること)の仕方から、三枚卸しにするまでを先生のデモンストレーションを見てから、実践する。
これが、見ているのと、自分で実際にやってみるのとは、全く違う。全く綺麗にさばけない。先生のお弟子さんたちが、各調理台を回ってサポートしてくださるのだが、さすが、和食の職人さんたちだわ。全然、包丁扱い、手つきが違う。サっと刃を入れ、ススっと切り出す技術が素晴らしい。
特に、今回勉強になったのは、「魚の骨と向き合う」こと。骨を意識しながら刃を入れる。魚を立てて、中骨の関節などを外すように刃を入れていると、後で綺麗に3枚にさばける。知らないことが多くて驚く。
講座は、レシピ通り進めていくのだが、まあ、手間暇が半端ない。鯛も、うろこを丁寧に取り除き、内臓を取った後、水で洗って布巾で拭いたり、粗や身も卸した後にまたお湯で霜降りをして氷水で絞める。この作業があるかないかで、味にだいぶ差ができる。
ほんとに和食って、手間暇がかかっているだけあり、奥が深い。元々、職人さんを尊敬していたけども、一層尊敬してしまう。
さて、自分たちで作った料理はどうだったかというと。
(半分以上、職人さんたちのサポートがあったお蔭でwww)驚くほど、
美味しかった!!!びっくり。鯛がふっくら。全然臭みもなく、出汁が効いている。おいしーーーー。
厚焼き玉子には、服部栄養専門学校の焼き印も押させてもらえた(笑)可愛い。
そして、帰りには、協賛している会社からお土産までいただけた!
ブルドックソースから、トマトベースと出汁ベースのソース。とびきり美味しい出汁が取れるという本枯節。あとは、さばける認定証。
魚のさばき方、料理も覚えられて、美味しいご飯も食べられ、お土産までもついて、3000円。安い。
魚料理にご興味あれば、ぜひ参加してみるといいかもです。