先日、孤独のランチをしていたところ、
隣のテーブルに30才前後のサラリーマンの集団がいた。
独りもぐもぐと美味しくいただいていたのだが、
真隣りにわいわいと楽しそうな団体がいるものだから、会話が嫌でも聴こえてきてしまう。
聞いていると、一人の男の子に対して
「なんで、あのとき、あの子に声かけなかったのか?」という彼のシャイさに全員がツッコミを入れていた。「仕事にはあんなに強気なのにさ!」と。(へえ。そうなんだー。と心の中で相槌をしていた)
そこからは、あの時どうしていたら上手くいったのか、
また、次はどうしたらいいのか、等、モテそうなカッコいい男の子が色々と彼にアドヴァイスをしていた。全員男子なのに、きゃっきゃとしていて楽しそうだった。
聞いているとみんな、デートしたいとか、ご飯食べに行きたいとか、どこどこに遊びに行きたいとか、ちゃんと異性への意欲があるようだ。
近頃の若い男の子たちは草食だとか、30代でも誰とも付き合ったことがない子が多数だとか、現実の異性には興味がない、とか記事などで読むので、とうとう中性的な時代がやってきたのかと思っていた。この分じゃ、あっと言う間に人口減少して消滅だなと。
日本の将来を憂うというか、自分も未婚なので、自分のことを棚に上げて言うのはどうなんだ?という葛藤や、そこに加担している罪の意識もある。
その点、本日の若者たちは普通に、健康的な欲望を持っているようなので、なんかホットしたという話。