人間さ、偉くも、立派にもなる必要なんてなくて、
ただ正直に、真っ当に生きてりゃいいと思うのだよ。
これ、人の基本だと思うのだが。
先日、会社の近くの靴修理屋さんに行き、
登山用のウェアや道具に使う、防水スプレーを買った。
他のお客さんが靴の修理で待っていたり、バタバタしていたところに入ってしまったことが悪かったのか、忙しい勢いでお金を払って、商品を受け取った。
私も慌ててお釣りを受け取り、ポッケに押し込んでいたので、
会社に戻ってから財布に戻そうとしたら、あれれ?
お釣りが少ないじゃん。
2千円ちょっとのスプレーを1万円札で買ったので、7千円分のお札がなければならないのに、6千円しかない!!
レシートを見ると、2千いくらの商品なのに、3千いくらと打ってあるじゃん!
念のため、ネットで商品の正規の値段を確かめると、やっぱり2千ちょっと。
あっはーー。千円、ボラれたよ。
この時代、ボラれるなんて、キャバクラ以外でもあるのか?!
これは、ただレジの打ち間違えなのか、わざと打ったのか。どっちなのだろうか?
まあ相手に悪気がなかったとしても、千円かー。
泣き寝入りしてもいいけど、ランチ1食分だしな~。
と、しばらく悩んだ結果、
ここは、BBAの特性を活かし、ずうずうしく値段間違えを訴えに行くことにしよう!と決めた。
若い頃の私は体裁を考えたり、相手が嫌がることを気にして、100%泣き寝入りを選んでいたのだが、そういう配慮は捨て去った。なんて楽なんだ?!BBAって♪!
しかし、どう考えても、こちらに分があるでしょ。
勇気を出して、タノモー!!と、お店に入る。
中に入ると、カウンターにはさっき会った店員とは違う感じの人がいるが、誰でもいいので、その人に事のいきさつを訴えようとした。
そのとき、店の奥から先ほどの店員がバビュンと駆け込んできて、
「あっ!先ほどの!!お釣り間違えてしまってましたね!」
と、こちらのレシートも見ずに、レジから慌ててお釣りを取り出して、渡してきた。
しかも、レシートを打ち直しもせず、私のレシートも受け取らずに。
もうさっさと去ってくれ、と言わんばかりの態度だった。
これって、、、やっぱり確信犯だよな。( ̄ー ̄)
間違えて打っていたのなら、自分の間違えかどうかをしっかりレシートで確認をするだろうし。
こいつ、いくらボッたのか、レシートを見ずに既に分かっていたし。
カウンターの人は恐らくオーナーで、詳しく聞かれるとまずいので、慌てて飛び出して解決しようとしたのだろう。
なんだかなー。ただの人為ミスであって欲しかったのになあ。
お釣りは戻ってきたけれど、全然気持ちがすっきりしない。
もうこのお店には二度と行くまいよ。
だって、千円だって泥棒よ?!
たかが千円のことなんだけど、こういう姑息なことをしちゃう、できちゃうって、商売人がやっちゃだめでしょ。
千円ぽっきり(しつこい(笑))でも、客を、信用を、失ってしまうって考えないのだろうかね。
商売でも、人生でも、誠実じゃなきゃだめだわよ。
反面教師で、自分ももっと真面目に仕事しようと思うの一日なのでありました。
それにしても、ゲロは出るし、ぼったくられるし、BBAの夏は、結果としては男子中学生の夏休み(炎天下プールで遊びすぎて吐く、盛り場で先輩からカツアゲされる。)みたいだわ。