きのう、何してたかな。

猫好き、山好き、本好き、映画・ドラマ好き。トドメは食いしん坊OLの、平凡な記録です。

瓜の蔓に茄子はならぬ。

 

ひと月半ぶりに、実家に行ってきた。

目的は実家近くにある美容室へ行くためだったが、老齢の両親の安否確認も含めての帰省である。といっても同じ都内なのだけど。

 

両親は相変わらずのんびり暮らしていた。朝ドラ「エール」のモデルの古関裕而の特集のNHKアーカイブスを真剣に見ており、二人が代わる代わる私に解説をして聞かせてくれた(無理やり)。せっかく楽しく「エール」を見ていたのに。今後、古関裕而の身に何が起こるか強制的に知らされてしまいT T、正直楽しみ半減だよ!!!

何も知りたくなかったわー(笑)。

 

また昨年心臓手術をした父は、コロナにかかったら即アウトなのが本人も判っているようで、普段よりかは大人しくしていた。

が、父はパチンコが大好きなので、要注意である。

「でもさー、退屈しちゃうと行きたくなるんだよー(笑)。誘惑に弱いんだよー」と、ニヤニヤしている。

「ほんとに(行ったら)アウトだからね!!デッドォ!」と釘を刺しておいた。

 

美容室といえば、広々とした1軒屋で、美容師さんもご夫婦二人だけで経営している。完全予約制なので、最大でもお客は二人。十分距離が取れるので、3密にはなっていないのでまあ大丈夫でしょう。

小売やサービスはこの時期大変厳しいと聞くので、どんな状態かと伺うと、この美容室はキャンセルもなく、むしろ新規の電話がたくさんあるそうだ。(しかし今は新規の人は受け付けていないそうだ。)

どうやら、青山とか原宿などのオシャレサロンへ行っていた人たちが、電車に乗らないで行ける地元の美容室へと転換してきているのではないかと言っていた。

しかも、この美容室は完全予約の上、広い空間だから安心、というのもあるのだろう。

今後、世間のお店も規模だったり、運営体制だったりと、大きければいい、増やせばいい、ガンガン稼げればいい、という利益至上主義的な経営方針とは違った形になっていくのかもしれないね。。何より、日本には地政学的リスクが多すぎる。もっと日本人は認識した方がいい。

 

あと、実家を立つ際、母親に「これ、持って帰りなさい」と『文藝春秋 5月号』を渡された。お、重いんですけど(笑)。今号の特集は「コロナ戦争」だそうだ。電車の中で藤原正彦さんや塩野七生さんを始めとする記事を数本、読んだが、なかなか興味深いものだった。今回のコロナ騒動で、グローバリズムの脆さや、中国への過度な依存、「一帯一路」構想の先にあるリスクなどの問題を、世界に突き付けたのではなかろうか。中国政府に口封じされた武漢の女性医師の手記も全文掲載されている。コロナ以外にも、志村さんの記事などもあり、なかなか読み応えのある号だと思う。

って、また勉強の手が止まるんだけどーーなーー。

私も誘惑に弱いんだよなー。あほな親父と一緒だよ(笑)。