久々の小屋泊まりで登山に行ってきた。
今回も、一番の目的はこの時期、なかなかお目にかかれないお花たちを見るためである。故に、の~んびり、ゆったり登山をする。
この日は、めでたく晴れ。朝イチのスーパーあずさで長野県茅野駅へ。
そこから車で桜平方面へ。
…と、向かう前、
桜平の手前、三井の森の中にある、醤油樽の滝の入り口で降車。
そこから醤油樽の滝を見に行く。醤油樽の滝は、冬に凍った滝でアイスクライミングをするので有名。
茂った藪の中をしばらく進むと。もののけの森のような景色。
歩き進むと。
クリン草が咲いている!可愛いな。
その先を、更に進む。
キバナスミレ。
実は、昨年の台風だったか暴風雨の影響で、道が荒れに荒れていた。
(基本、危ないので入ってはいけないようだったのだが、とりあえず行けるところまで行ってみようということで歩みを進めた)
鳴岩川の沢沿いを歩き続けると。
トラロープを掴みながら、沢を渡る。アドベンチャーゲームのようだ。
丸太の梯子や、アルミの梯子などを渡り、一の滝、二の滝、三の滝を経て、最後に辿り着いたのが、ラスボス、醤油樽の滝。
近づいてみよう。
35mにもなる滝。立派。ほとばしる水しぶきで、マイナスイオンいっぱいである。嬉しい~。
そして、左側の岩盤の穴には、子育て中のツバメがたくさん!出たり入ったりが忙しなかった。天敵もおらず、いい場所見つけたね。
さて。ここから歩いて桜平を目指す。
途中、こんなにでかい岩があるのに気付いた。BBAは4年前にも来ているはずなんだけど、まったく記憶にない。雨だったからかな。
天の岩戸というらしい。
更に歩みを続けると、桜平の駐車場が。
あれ?!新しく、増えている?!
(後で聞いたところ、路駐する車が多すぎるため、駐車場を新たに増やしたのだそうだ)
そして、トイレが新しい!綺麗!!
これは、記念に入っておかねば!と、入ってみたところ、水洗で、紙も流して良しの地上と同じ仕様のトイレだった!すごいな、八ヶ岳!
更に、歩いていくと、更紗満天星の並木道が迎えてくれる。サラサドウダンって、素敵な漢字なんだな。今、キーボードで変換してみて初めて知った。不思議なことに、個体によって、彩度が違う。こんな鈴なりに咲いている姿はは珍しいかも。
こっちは、サクランボみたいに真っ赤。
もう夏なんだなあ~。
このあたりが、本来の桜平駐車場付近。簡易トイレは取り外されていた。新しいのができたからかな?
ここからまた、30分程、緩い登りを進む。
なんとなく、人の気配がするなと思うと。
夏沢鉱泉に到着。
本日は、もう登らないで、ここに泊まる。
小屋に着き、一息ついたら、小屋の周りを散策する。
いきなり、レアキャラ、イチヨウラン!
一葉蘭というだけあって、葉が一枚きり。なかなかお目にかかれない。初めまして。
イワカガミ。色が濃い。
キソチドリ。
そして、次のお花は…。
えっ?!
あれ?
シシ神様……?の子供?
カモシカの子供でした。
近づいても、全然怖がらない。無心に草を、パンダのようにハムハム食べ続けていた。可愛い。
さて、宿に戻り、お風呂に入る。
夏沢鉱泉は、湧水を薪で沸かすお風呂に入れるのだ。なんて贅沢なんだろう。
そして、風呂上りのビール。
そして、夕食。
全部手作りで、野菜がふんだん。なんでも、オーナーが育てている野菜を使っているそうだよ。美味しそうだ~!
そして、名物の、ぼたん鍋!まあ、これが出汁も効いて、お肉も臭みがなくて、とても美味しかった!
そしてそしての、食後には、フルーツのシャーベットまでがいただける。
桃か、洋梨か、林檎か、ココナッツのシャーベットが選べるのだ。これは、桃。外の器まで全部食べられた。
お腹がいっぱいになったので、また外へ出ると。
なんともまあ、夕焼けが、美しい自然のグラデーションを描いているぞ!
目を凝らせば、槍様が。隣は大キレットね。
本日は、ここで就寝。おやすみなさい。