きのう、何してたかな。

猫好き、山好き、本好き、映画・ドラマ好き。トドメは食いしん坊OLの、平凡な記録です。

鹿島槍ヶ岳&爺ヶ岳②

2日目。

 

種池小屋の朝。まだ暗い。でも先に鹿島槍の双耳が見える。

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 まだ、身体が眠っているけど、朝ご飯。

お味噌汁とご飯が美味しかった。

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さっさと支度をして小屋を出る。

もう外は明るい。

この先に見える雪を被った山々は、白馬かな。

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雲海もきれいだなあ。

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さて、5時30分、爺ヶ岳へ向けて出発であります。

しばらく歩くと、もう種池小屋があんなに小さい。

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あれ?あの奥に見えるのは?!

剱岳~♪

去年はお世話になりました。

なんて威風堂々、雄大な山なのでしょう。魅せられずにはいられない。

昨年は、あちらからこちらを眺め、「鹿島槍、来年は登ってみたいなあ」と思ったのだよなあ。なんだか、2、3000m上空で山々が会話をしているような気がするのだ。

「元気?」

「元気よ。そっちはどお?」

「こっちはあと20分でガスが上がってきそうだけど、まあまあよ」なんて。

ああ、今度はあちらをまた登りたくなってきたなあ。

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1時間しないうちに、爺ヶ岳南峰到着。(2660m)

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ここからの眺めも素晴らしい。

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ここら15分、20分ちょっとで爺ヶ岳中峰到着。(2669m)

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ここからの剱もすばらすぃ。

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歩みを進めるに連れて、だんだんと辺りがガスってきている。

天気、持ちこたえるといいけど。

と思っているうちに、爺の北峰を越えて、冷乗越へ。周りはもうガスって見えない。

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赤岩分岐。

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まだかなまだかな、と思いながら、なんとか冷池山荘に到着。

この茂みの先に、小さな池が。種池同様、冷池だそう。

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とりあえず、小屋でいらない着替えなどの荷物を出して、鹿島槍へ向かいます。

テン場を越えて、樹林帯を歩く。

これまたまだまだ暑いので、水分を調整しながら登る。

休憩しながら1時間半くらい登っただろうか。布引岳に到着(2683m)

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さあ、メインの鹿島さんを目指してGOよ。

1時間ほど岩場のアップダウンを繰り替えし。

なだらかな登りの先に見えてきました、南峰のピーク♪

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ひいこら言いながら、到~着!

鹿島槍ヶ岳 南峰(2889m)

本当は、ここから剱岳に呼びかけてみたかったのだけど、生憎の雲&雲で視界はなし。残念。

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しばらくここで休憩。

冷池山荘で注文していた寿司弁当(900円)をいただく。

あまり食欲が沸かない高地でも酢飯ならいつもより食べられるので有難い。

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さて、力をつけて、北峰へ行くぞ!

吊り尾根を進むこと30分で到着。

途中、気を抜けない岩場もあるものの、着実に足場を確認すれば問題なし。

さて、北峰到着!(2842m)

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あたりはさらにガスガス。真っ白。でも、満足じゃー。

北峰は南峰よりかは狭い。

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来た吊り尾根を振り返る。

アイゼンピッケルもなしに、雪渓で遊んでいる輩がいる!

雪渓落ちたら冷水の川だよ!危ないよ~>< まあしかし、自己責任だからいいけども。

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この雪渓、遠くから見ればここになるのよね。あぶなーい。

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こうやってみると、とんでもないところに登るんだなあと思うのだが、ゆっくりでも着実に歩みを進めれば、辿り着けるものなんだわねえ。

 

北峰でひとしきり遊び、冷池へ戻りましょう。

2時間半くらいで冷池山荘へ到着。

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部屋に通され、着替えをして、一緒に登ったお仲間と談話室で珈琲とケーキ(チョコレートケーキ、思った以上に美味しかった!450円)、とお酒で歓談。無事に登頂したことをみなで祝う。

5時に夕食。

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冷池山荘も、前日の種池山荘同様に柏原さんグループなので、食事のおかずも似ている。でも、ご飯の炊き方も上手だし、ロールキャベツや茄子の煮びたしなど、野菜を取り入れて、登山者の栄養に気を遣ってくれる優しさが嬉しい。

 

夕食後は、みんなでストレッチをしたり、山談義をして盛り上がる。

7時半にはお休みなさい。

次の日に続く。