誰も褒めてくれないので、自分で自分を自画自賛する。
昨年、取引先からいただいた胡蝶蘭に、もくもくと5日に1度、水をあげ続けること1年。
人生初、再び咲かせることに成功した。普通の人には当たり前かもしれないけど、ずぼらな私は、毎度毎度枯らしてしまって鉢ごと捨てる度、「ごめんよぉ~」と罪悪感にさいなまれていたので、感無量。
よくやった!
第2弾。
八百屋を通りかかると、採れたての筍を今日水煮したものと、木の芽が並んでいるじゃあないか!筍ご飯~!!!
前日の夜、飯炊きババアをしたばかりで、冷凍ご飯のストックがたくさんあるけど、、、と数秒悩むが、その時にしか美味しく食べられない「旬」を逃してはいけないと即行決断。いざ買おうぞ!
米を浸水する時間もあるので、もう時間がない。
飛んで帰ると、着替えもせずに、すぐ調理に取り掛かる。
ここで、油揚げを買い忘れたことに気づく><。が、まあ仕方ない。
いつもは玄米だが、今日は白米。コシヒカリ2合。
浸水を40分して、水を捨て、白出汁、お酒、みりん、醤油を入れて土鍋に火にかける。
沸騰したら、がしがし米をかき回して(底と上の米を入れ替える要領)、刻んだ鶏肉と筍を入れて蓋をする。
HARIOは蓋がガラスで中身が見えるのがいいかと思ったけど、炊いている最中は、このように曇っていて、全然見えない。やっぱり二重蓋の萬古焼きの方がすきだなあ。
弱火で待つこと12分。今回筍の水分を考慮し忘れてしまったので、蓋からぷつぷつ音がしている。気持ち水が多めのようだった。水を飛ばすため、火を強めて2分くらい延長して、40分蒸らす。
出来上がり!筍しか見えてないけど。これを温かいうちに混ぜ混ぜする。水分調整のミスと最後に火を強めたせいで、底に少しおこげができていた。次回は水分をもう少し控えて、12分は死守することにしたい。
夜遅いけど、小鉢で味見をする。
はうっ。
う、うーーーーーーまーーーーーーい!!!
信じられないくらい、美味しいんですけど……(涙)。
筍はエグミもほとんどなく、適度にしゃきしゃきと歯ごたえもあり、風味も抜群。
止めは、ご飯。出汁というのか、米ひと粒ひと粒に、旨味がぎゅぎゅーーっと凝縮されたように美味しい。癖が全くでていない。驚き。そして塩加減。筍の味を邪魔することなく、そして薄すぎもしていなく、丁度良い塩梅。ブラボー。
ついで、木の芽。このぴりりと舌に乗る刺激。鼻先に抜けるクセのある香り。なんてえ、筍ご飯にマッチするのだろうか?!山椒、好きだわ~~。
ほんとに我ながら、なんでこんなに美味しくできたのだろうか?
筍が新鮮だから?白出汁だから?鶏肉の出汁?正直、実家よりも、今まで食べたどこよりも奇跡的に美味しかった。
よくやった!