先日、数年、久しく会っていない人たちから続々と連絡が来たと記したと思うけど、それぞれ順番に会ってきた。
中には、十数年ぶりの友人もいたのだけど、全然タイムラグを感じなくて自然に仲良くおしゃべりできた。
20歳以降の知り合いだと、ある程度大人になってから出会っているので、久し振りで会ったとしても、顔が激変していることもないため、以前と変わらずに接することができるのだろうか。
もう会う機会もないのかなと思っていたくらいのおぼろげな存在だったはずなのに、会えば当時以上に気が合ってしまった。
学生の頃の私は、心身ともにまったくのガキだったので、自分と毛色の違う人、持っている文化が違う人、に対して興味も理解も好奇心も示していなかったので(自分の趣味や勉強で手一杯だった。まったく余裕がなかった)、彼や彼女たちの魅力に気づくことができなかったからだ。
今頃気づくなんて、遅すぎるだろ!と思うと同時に、今更だけど気づけて良かったと思う。人の縁というものは分からないものね。
昔、出会う人数の占いだったかなんだか流行ったときがあったけど、統計学だと
人は一生のうちに、30,000人の人と何かしら接点を持ち、
そのうち3,000人が、学校や職場、近所の人で、
30人が親しく会話をする人で、
3人が親友と呼べる人、になるそうだ。
別れる縁もあれば、再び結ばれる縁もある。
今回の縁は、30人+αになるといいな。不思議に思った数週間だった。