久しぶりに山へ行った!!嬉しいど!
本日は、岩登りの研修。
3種類のルートを登る。
先日すったもんだで買ったレッグハーネス、環付きカラビナ、スリング、ヘルメットを装備して、順番に登る。
ちなみに、こんな壁。6mくらいかね。
これを、指とつま先だけを使ってよじ登っていくのだ。
(一応、怪我防止のために命綱はあるけど、ロープを掴むわけでないので、関係ない)
私たち3人のチームは、メンバー10人の中でも岩場経験の低い初心者チームとして構成。初心者チームなのに、一番難しいと言う、あまり突起のないべったりしたルートの前から始めることに。順番に振り分けられたので、たまたまそうなっただけなのだが。
岩の前に行くと、「じゃあ君からやって」と、いきなり先生に指名され、ふらーっと岩の前に立つ。
ぐげげっ。
この写真でも大して感じないとは思うけど、
実物は、足場も、つかめると思える隙間もない。そして、90度。
絶対無理なんだけど、、、と弱気な気持ちでよじ登り始める。
ぎゃーー。ひぃーーー。
1mくらい登ったところで、ずずずっとずり落ちる。
「全然足に力が入ってないからだよ!重心意識して」と先生に怒られる。
はあ。これは、登りきるまで絶対許されないだろうなと、観念して気合いで登る。
本当は8割足、2割腕、くらいの力の分散でないといけないが、
必死だったので、腕8、脚2くらいで登りきった。
「岩にしがみつきすぎている。もっと身体を離しなさい!」と怒られる。
なんか痛いな、、、と気付いたら、手が血だらけ!
指がすりむけて、爪がはがれた。そして手首もすりむけている。
まるで、子供が自転車の練習で転んでできたような傷。
周りを見ても、怪我している人は誰もいない。なんなんだ、私。
1チームが3人なので、次々と順番が回ってくる。
不思議なことに、登れば登るほど、自分でもわかるくらいに上達してくる。まあ先生のアドヴァイスをひとつひとつ守っていたからなのだろうけど。それに、敵のようだった岩が、母なる大地のように、親しみ湧いてくるから不思議だわ。
その後、別の2ルートも数回ずつ登攀し、
最後は垂直下降の練習(消防士さんのような気分で楽しかった!)をして終了。
帰る頃には、身体中の筋肉が「もう無理!」と悲鳴をあげていた。
先生には日頃も近くの岩場で練習しなさいとアドバイスされたのだが、一番のおすすめスポットが、「お堀」だそうだ。
皇居周辺で石によじ登る忍びみたいな女がいたら、それは私です。