きのう、何してたかな。

猫好き、山好き、本好き、映画・ドラマ好き。トドメは食いしん坊OLの、平凡な記録です。

林檎の季節。

 

ふじ

つがる

紅玉

北斗

 

八百屋に行けばいつの間にやら、スイカや太陽から主役が変わり、林檎が並ぶ。

 

1個150円でつがるを買う。

しゃきしゃきして、甘くて美味しい。

 

林檎を食べながら、椎名林檎を思い出した。

久々に、聴きたくなってYouTubeを視聴する。

 

「長く短い祭」、「神様、仏様」は今年出した曲ですかな。初めて最初から最後までちゃんと聴いたけど、凄いな!…と今さらだけど、林檎の詩のセンスに驚いた。

元々好きなアーティストの一人だけども、やっぱり言葉のチョイスが絶妙に良い。

「大輪の枝垂れ柳、蘇る一夜の走馬灯」「永久と刹那」「仮初め」「宵もたけなわ」なんて、なかなか出てこないと思うけど。枝垂れ「桜」、じゃなくて「柳」なのもちょっと裏切られるところも憎い。上手く韻を踏んでいたり、詩が俳句的。

極端に言えば、ロックに小唄乗っけているような絶妙な和洋折衷。

鯔背な女だな~。と、猫さんも女ながら、惚れてしまう。

ちなみに猫さんは「群青日和」の詩が好き。「青く冷えてゆく東京」「水滴を奪って乾く」「突き刺す12月と伊勢丹の息が合わさる衝突地点」なんて、ぞくっとしてしまう。このことばのセンス、素敵だなあ。

林檎をかじりながの林檎さんを聴く夜でした。