先週、久しぶりに編み物教室へ行ったのだが、
昨年からずーーーーーーーーっと編み続けても尚、終わらないカーディガンが、あと残すこと片袖と襟とボタン周りとなっていた。
朝、教室へ行く前に、
いやあ、どんだけ編んだんだ~、自分にしてはちょろちょろコツコツ、何度何度も途中でやり直しながらも頑張ったねえと、自分を労うために、床に編んだパーツを軽く組み合わせてみようと広げてみた。
すると、あらら?!!
後ろ身頃がいない。
後ろがなかったら、貧坊ちゃまじゃないですかーーー?!!!
あれ???私、編んだよね?
え?編んだっけ?編み忘れてたか?!!
やばい。覚えていない。
後ろも編むとすると、まだまだ遠いーじゃんーー><!!!
久しぶりに、こんな顔して(|||_|||)どんよりモードで教室へ行った。
しばらくは、黙々と黙って編んでいたのだが、
先生が徐に「猫子さん、もうちょっとね。もうちょっとで完成ね!」と声をかけてこられたのと同時に他の生徒さんも仏のような優しい眼差しで(正直、編み物エリートたちの中で唯一私だけは見守り対象と化している)、うんうん、と頷いてくれた。
私は、いずれ判る嘘は(取り繕うのが面倒くさい。時間と労力の無駄である。)、つかない、としている。
なので、
「せ、先生。。。実は、私、後ろ身頃、忘れてました。編むの……。このままだと貧坊ちゃまになります。」とカミングアウトをした。
年齢的にも私よりも上の人達が多い教室では、すぐに貧坊ちゃまとなった私の画が浮かんだようで、教室中、爆笑。
「だから、この冬中での完成は、無理ですぅーーーーー涙!!!」
と言うと、先生が
「え?編んでたじゃん。一番最初に。後ろが一番簡単だからって、最初に編んだよ?!覚えてないの?」
「えっ?編んでましたっけ?やっぱり編んでましたよね?でも、編んだパーツを入れている袋に入ってなかったんです。背中、なかったんですぅーーー涙。」
先生に泣きつくと
「いや。そういうこと、たまにあるから。ニッターあるあるよ。絶対探したら出てくるから大丈夫!探しなさい!!!」
と励まされ(笑)、帰宅後、クローゼットの中をひっくり返したりして、毛糸がいそうな場所を探索した。
すると。
あった!!!\( ̄▽ ̄)/
「どうでもいい毛糸入れ」に入っていた。
やったー。貧坊ちゃまにならないで済んだよー。
ちょっとやる気が出てきたので、頑張って片袖を終わらせようと思う!