この時期、ようやく冬を迎える準備に入ったのか、乾燥する季節となってきた。
同時に、BBAのお風呂上りも保湿を欠かせなくなってきた。
カッサカサのしっわしわになって、干し婆と化してしまうから。
全身に化粧水をスプレーで吹きかけて、更に乾燥する場所へは乳液やクリームを塗っていると、カサカサを通り越して、ザッラZARAになっている箇所がある。
あれ。まじまじと見れば、
ひじにでっかいかさぶたができているじゃないか!!
えええ?!
いつ?いつやったやつ?
全然、怪我をした記憶がないのですけど!
何何?知らないうちに徘徊しているの?夢遊病?これは、大変じゃないか…。
ぐるぐると、BBAの脳内箪笥の引き出しを開けまくり、過去の行動を思い起こす。
ああ。もしかして、と思い出したのは。
先日の伊勢参りの時に宿泊したホテルの温泉で、滑って転んだのだ(笑)。
ぬるぬるの泉質だったので、親切にも「滑るので転倒注意」と書いている壁の正面で滑ったのだった。
その時は、贅肉のお蔭で、つるっと滑って尻餅をついたのに、全く痛くなかったのだ。むしろ、尻の肉でバウンドしたくらいで。(贅肉の弾力ってすごい、と自分に感心したんだった)
ああ、あの時の怪我だったのかあ。
念のため、全身をチェックしてみる。
あれ。
よく見ると、尻の左側も、右足の脛にも、うっすら痣が残っている。
全然気づいていなかった。全く見えていなかった。
伊勢の時は、自分も仕事のことで正気でいられなかったので、そんなことはどうでもいい、大したことないと思っていたのだろう。
しかし風呂で滑って転ぶって、滑稽だし、一大事なんだけど。
すっかり忘れてるこの頭、どうにかしたい。
時間に余裕が出てきたら、恥じらいというものを補強したいと思う。