だそうで(byイトイさん)。そんな時だからこそ、じっくりと考えを巡らせなきゃいけない。らしい。
ここ最近、とても不思議なあだと思うことがある。
平日がパンパンなので、週末くらいはゆっくり休んでだへ~っとしていたいと思っている。学校はあるものの。
そう決めているのに、直前の金曜日や、当日に、急に誘われることが多くなっている。
先週は金曜日に伊勢だったし。
土曜日は、学校から帰ると、取引先の方からご飯を食べるお誘いを受けた。
もう5年くらいの付き合いだが、ご飯を食べるのは初めてのこと。珍しい。
がっつりぼりゅーみーなビストロで食べて、飲んだ。
色々と、人間関係や仕事の相談を受けた。こっちの状況が凄まじいので、勝手に頼りになる人だと勘違いされている模様。大いなる誤解!でも仲良くなれて良かった。
ほろ酔いで、腹パンパンで、明日こそはもう、節制するぞ!
と決めていたが、日曜日は実家に立ち寄り、近所の美容室へ行くことになっている。赤ずきんちゃんのオオカミばりに、重い腹をひきずり実家へ行くと、これ食べろ、あれ食べろと、食べ物攻撃を受ける。
さらにオオカミは重い腹をひきずって、美容室へ行く。
この美容室は、私が二十代の頃から通っているので、もう十数年来の付き合いとなる。
美容師さん(男性。だけど勿論妻子有)も、ほぼ私と同じ世代なのでいつも話が盛り上がって楽しい。
すると帰りがけに、美容師さんが突然、「〇さん、これから時間あります?ちょっと話したいことがあるから、飲みに行きませんか?」と誘われた。
十数年で飲みに行こうなんて言われるの、初めてなんですけど!これまた珍しい!
よっぽど何か悩んでいるのかなと思い、地元だし、まあいいかと飲みに行くことにした。腹パンパンだけど。
この人は、美容師さんと言っても、都内オシャレ街にも何店舗かお店を出して繁盛させている敏腕経営者なので、社長ゆえの悩みがあるらしい。
うっぷうっぷしつつ、ハイボールを流し込みながらお話を聞くと、
この社長も、私が今置かれている危機を、うちの妹(妹も、社長にカットしてもらっているので私の情報はダダ漏れ)から聞いているらしいので、〇さんなら、分かってくれる気がする!と思って誘ったそうだ。ああ、華麗なる誤解!
でもしかし、上の立場で仕事をそこそこしていれば、ぶち当たる壁というものは、業界問わず共通なのだなあと感じた。それと、他社の経営者の意見を聞く機会なんてなかなかないので、とても勉強になった。
辛くて大変なのは私だけじゃないんだなあと、土日を通じて自分自身も慰められた。忙しくても、大変でも、相手だって自分以上に忙しい上で声をかけてくれているのだから、誘いは受けた方がいいのだとも思った。
危機が思わぬところで効果を出しているというか、人を引き寄せているというか。不思議だなあと思いつつ、自分もまだまだ続く危機を乗り越えるべく、じっくりと慎重に、歩んでいきたい。