ハライチのネタじゃなくて。
パンツと言っても、二十数年くらい前から、いつの間にか名称が「ズボン」から入れ替わったあいつのことでもない。
正真正銘、鬼のパンツのおパンツのこと。
ある日、乾燥機から洗濯物を取り出して、畳んでクローゼットにしまおうとしていたところ。ぎょっとした。
マイおパンツがぼろぼろだったのだ。しかも、2枚も……。
要は穴が開いていたり、ほつれていたり、そりゃあボロという言葉ぴったりで。
BBAの育った家庭では、パンツに穴が開くのは父の特権(笑)であったので、まさかまさかの自分のパンツに穴が開くのを見るのは初めてだった。
子供の頃からよく母が、「きゃー、やだぁーーっ(笑)見て見て!!またパパのパンツに穴が開いているわ!!たくさんおならをしているからよねっ!!」と、私たち姉妹に父の穴あき記念パンツを公開して、女子4人で大笑いしていた(今思えば、父は超さらし者である。公開処刑というやつか)。
なので、パンツに穴が開くなんて、通常は起こらないものかと思っていたので、びっくりした。
なんでだろう?と考えたが、結局は、生地の劣化が原因なんだと思う。それ以外ないだろう(笑)。
特に、ひとり暮らしをしてから洗濯乾燥機を使用するようになったので、劣化までの期間が早まったのだ。
今思えば、実家にいた時は、知らぬ間に母が私たちの傷んだ下着や衣服を買い替えてくれていたのだ。それに全く気付いていなかった。そういう所、私は全く無頓着だったので。お母さんって、ほんとに有難いなあ…。
しかし、同様に、買い替えてくれているはずの父のパンツには、なぜ穴が?買い替え頻度が娘たちより低かったのか、ほんとに父のおならの風圧が強烈だったから?だろうか?未だにコントみたいな音を出すので、まあ後者の可能性が濃厚……。
そこで早速、新しいパンツを4枚新調した。3枚1000円とかじゃなくて、ちゃんと長持ちしそうなやあつ。
一方、ぼろぼろなパンツは捨てるべきなのだが、これが、生地の肌触りが丁度良い頃合いで触るとほんとに気持ちいいのだ。
なかなか別れがたいものがあり、捨てられない。ぼろぼろなんだけどね。
寝る時限定で使おうかなと悩んでいる。ぼろぼろなんだけど。