最近観ている(いた)韓国ドラマは、
放送中の物では
・リターン(やっと終了した)
・さきにキスから始めましょうか(昨日終了した)
・私のおじさん(未生の監督。暗いけど、どんどん面白くなってきている)
・よく奢ってくれる綺麗なお姉さん(ソン・イェジンはやっぱり上手い。眺めているだけで、満足できる。そして、このドラマは音楽が秀逸。ジャズだったり、現代音楽の使い方が上手い!)
・私たちが出会った奇跡(六龍でのチョン・ドジョン役だったキム・ミョンミン主演。初回から面白い。同姓同名の男の魂が入れ替わる話)
BDやDVDでは
・ディア・マイ・フレンズ
・青春時代
(この2作、実放送ではスルーしていたのだが、予想を遥かに超えて、秀作だった!未視聴の方はぜひご覧いただくといい!台本が素晴らしすぎる。)
などだろうか?
ユチョンが好きだったり、コン・ユが好きだったり、あとはドラマに登場する、明らかに年下の若い男の子(ヒョヌとか、ヤン・セジョンとか、カン・ハヌルとか)に疑似恋愛のような錯覚した感情を抱く自分に、失笑と違和感、恐怖すら覚えていたのだが。(家族はみな、呆れている。甥や姪までもが呆れている有様である(笑))
ここに来て、異変が起こっている。
いつもの私なら「綺麗なお姉さん」の、チョン・へインに真っ先にときめいているはずなのだが、違う。違うのだ。
可愛いへイン君よりも、「私のおじさん」のボロボロなおじさん、イ・ソンギュンに惹かれてしまっている!!か、、、かっこいい。
自分より年上の俳優を好きになるのが初めてのことなので(韓国人俳優に限る)、どうしちゃったのよ?!と戸惑っていた。
そうしたら、視聴していた「ディア・マイ・フレンズ」で、
「身体は老いても心は老いないと思っていた。しかし、今日「心も老いる」と思った。」という台詞があり、まさにそれだ、心も老いているのだと気がづいた。
そして、ガッカリするかと思いきや、ちょっとホッとした自分がいた。
「老い」という言葉は、現代ではマイナスを含む意味でしか捉えられていないようだけど、自分では、精神が成長していくという意味にも捉えることもできて、描いていた「大人像」に少し近づいているような気もして、安心したのだ。
今回のことで言えば、自分の心が老化したことで、
綺麗で若々しくて純粋な男の子よりも、運命に抗ったり、負けたり、乗り越えたり、傷だらになった人生を、責任を持って抱えている大人の男の人の方が、魅力的なんだと思えるようになったことが嬉しかった。もちろん子供の頃も、そういった大人が素敵だとは思っていたけれど、性的な魅力は一切、感じたことがなかった。
今後も年を取ることを恐れず、失望せず、前向きに老いと付き合っていきたいものだ。
そういうことを気づかせてくれる韓国ドラマってやっぱり素敵だと思う。
とりあえず、BBAはボロボロなイ・ソンギュンアジョッシを応援していきたい。