久しぶりに、大学の同期と映画を観た。
友人が、岩ちゃんのファンだということで誘われたのだが、BBAは中村文則氏の作品は嫌いでないので(内容が内容なので、体調によっては受け入れられない時もあるが)、一緒についていってみた。
BBAの周りは、オタクな人が多いので、ミュージシャンでも文化系?ていうのか?その路線の人のファンは結構多いのだけど、エグザイルのような肉体派を好む友人が初めてで、彼らの情報を聞くのは、BBAにとっては新たな文化で新鮮だった。
しかし、中村文則氏をよく読むといいつつも、この作品は読んでなくて。
一切情報を入れないのも面白いかと、読まないで映画を観てみた。
観てみての感想は、思ったより、面白い。
中村作品なので、序盤からだいたいの想像はできたんだけど、その予想を超えてきた。
友人の好きな岩ちゃんの演技も初めて見たのだが、役者を始めてまだ4年足らずでここまで演技ができるのは凄いなと思った。
BBAは斎藤工さんの演技が結構好きなので、「やっぱり斎藤工は上手だわ…。安心させてくれるわ」と気分が良かった。脇にも、演技が上手い北村一輝、相楽いつきと山本美月、浅見れいなを置いていたのも好手だと思う。
ただ、暗いし、気持ち悪いシーンもあるので、終始、身体に力を入れていたせいか、首肩が痛かった。
視聴し終わって最初のBBAの一言が「ああ、肩凝ったわ」だった。
友人は、愛しの岩ちゃんを大スクリーンで見られてとても感激していた。「これでしばらく育児と仕事を頑張れる!」と張り切っていた。ときめきって大切ね。
自宅に帰って、「なんで、こんなに首が痛いんだ?」と思ったら、
久しぶりにパールのネックレスを着けていたからだった。
花珠のでっかいやつは、重いのだ。
(親が買ってくれたものだけど、高かったので、元を取らなきゃと卑しい根性で機会がある度に着けているのだ)
もうパールのネックレスにも耐えられない身体になったのかと、また老いを感じる。
あと。なかなか面白かった映画だけど、見ていて「このセリフ、余計なんじゃないか?演技だけで十分わかるんじゃないか?」と思ったシーンがちょいちょいあったので、原作ではどうなっていたのか確かめたくなった。そのうち読んでみようと思う。