東京の桜の開花宣言から1週間が経った。
どこの桜も満開で、週末には散り始めるというじゃないか。
週末は予定があるので、ゆっくり桜なんて見ている暇がない。
じゃあいつ見るの?
今日でしょ!
ということで、仕事帰りに上野公園に寄ってきた。
この日は、文化会館でもコンサートがあったようで、上野公園口は、夜だというのに 物凄い人でごった返していた。
夜でこんな混み具合なのだから、昼間を想像するだに恐ろしい。。。
西美を抜けて進むと、公園の案内板の上に桜。
噴水の間を進むと、また桜。外灯に照らされた桜を眺める人たち。
噴水を抜けて、東博へ渡る。
東博の桜。
そのまま歩いて進むと。芸大音楽学部の桜。
場所によって、微妙に花びらの色味や、枝の這わせ具合が違って面白い。種類が違うのかな。
この時、たまにはクラシックなどを聴きながら眺めるのもオツかと、
桜を見ながらショパンの練習曲とか、フォーレやショパンの夜想曲を聴きながら歩いたのだが、やっぱり夜の桜は夜想曲によく似合う。
毎年思うけど、満開の桜というのは、ふわっと花開くというよりも、一気にパーンと狂い咲いているような、狂喜を感じてしまう。
そういう点では、クラシックよりも、冬美姉さんの「夜桜お七」の方が似合うのかもしれない。
結局、自宅までの距離を歩きながら、たくさんのピアノ曲を聴いていたのだけど、途中、日本の有名な映画のサントラにフレーズがそっくりなものを3曲ぐらい気づいて(見つけて?)しまった!お、おんなじじゃん!!と叫びそうになった。フレーズをまんな使っていたので驚いた。パクリを超えて、オマージュ、引用?ともいえるのか。同時に、原曲を30年以上聴いていたのに、今頃気づいた自分にも驚く。どれだけボーーーーーっとしてたいたのだろうか。