きのう、何してたかな。

猫好き、山好き、本好き、映画・ドラマ好き。トドメは食いしん坊OLの、平凡な記録です。

魅き寄せられて。


夜、風呂上りにテレビを眺めていたら、

5分くらいの短い番組で、越前和紙の特集がされていた。

越前和紙は横山大観ピカソが愛してやまぬ紙。レンブラントも使用していたと言われている(まだ調査中なのだっけな?)、芸術には欠かせない最高品質の和紙なのだ。

 

そーいえば、横山大観……。

「生々流転」、また観たいなあ……。

たしか、前回観たのは10年くらい前の2008、9年?だったろうか。

十数年前に勤めていた会社で、金美出身だった男性の先輩から、「生々流転」の物語を教えてもらい、感激して、「機会があったら絶対この目で観てみたい!」と思った数年後、近美で開催されると聞き、すっ飛んで観に行ったのが初めてだった。

 

BBAのお気に入り「生々流転」。

簡単に説明すると、水の一生を40メートルの和紙に水墨で描いた絵巻である。

山間に浮かぶ雲。大気は水蒸気と化し、木々を濡らし、1粒の水滴が地に落ちる。水滴は流れ、渓流から大河へと姿を変える。時に、漁師や旅人、野を駆ける動物を見ながら。大河は海へ注がれる。やがて大海原には暗雲が立ち込め、渦巻く雲と荒れ狂う波を巻き込み、天へ向かって一匹の龍が昇って行く。龍として天に昇った水は、再び一滴の雲に姿を変えて、新たな一生を送る。

 

ノンフィクションとして水の一生を追っていると、終盤、龍の目と目が合った途端に、一気にファンタジーに吸い寄せられるような感覚。戦慄が走る。これぞ、芸術!と思わずにいられない。

 

そろそろまたやるんじゃないかな?と、ネットで今後の予定を調べてみたら。

ぎゃーーーっ!!!∑( ̄ロ ̄|||)!!!!

わおーーーーっ!!!(ノ ̄□ ̄)ノ

なんとなんとなんと、4月13日から再び近美で開催するじゃないですか!!!

たまたま越前和紙を見たから思い出しただけなのに……。

なんたる偶然~!引き寄せの力!嬉しい!

\(▽ ̄\( ̄▽ ̄)/ ̄▽)/

 

taikan2018.exhn.jp

 

10年振りにお目にかかろう!前売り買う!O(≧▽≦)O