きのう、何してたかな。

猫好き、山好き、本好き、映画・ドラマ好き。トドメは食いしん坊OLの、平凡な記録です。

想定外いろいろ。

 

来月、京都へ美術鑑賞旅をするつもりなので、やる気に漲っている。

嫌な仕事も、すべては京都のため!頑張るでがす。いざ、京へ!

とりあえず、待庵は行かなきゃいけないので、往復はがきで申し込みも済ませた。そして友人はやっぱり「社長」だった。知らぬ間に、先方へ電話を入れて、混み具合がどのくらいか、実際いつまで予約が入っているのか、今から申し込みをしたらいつくらいが最短か、をちゃんと確かめ済みであった。仕事が早い。こういう彼氏が欲しいもんだ(笑)。

他にも藤森さんと山口さんの共著『日本建築集中講義』を参考に、どこへ行こうかワクワクしながら過ごしている。

 

と、会社で定期購読している『BRUTUS』が届いたのだが、

大タイトルが、「建築を楽しむ教科書」となっている。

中を開いていくと、ヌォーーっ!!!

行きたいところばっかり出ているがなっ。

 

わー、偶然?!何これー?!

しばらく興奮していたのだが、途中でハッと我に返った。

これって、先の↑著書、参考にしすぎじゃない?!!!!7割くらい?セレクト一緒なんだけど…。

しかも、トップが藤森先生解説の法隆寺だし。でも『日本建築~』の方が写真もないのに、建物や装飾の歴史背景などのコメントが趣あり、是非この目で見てみたい!と思わせるほど、読者は引き込まれる。なので軍配は日本に上がる。やっぱり枯れた二人(超失礼><)だからか、味があるんだよね…。山口さんとの対話方式だからだろうか。

まあ、ビジュアルや見せ方の切り口変えているし、読者層が違うだろうからいいと言われれば、そうかもしれないけどさ。

もっと攻めて欲しいぞ!ブルータス、君はできる子なんだから!

それでもって不安なのは、雑誌の影響で、観光する人が増えるんじゃないかということで。

当然、私たちも流行に乗って来ちゃった観光客認定を受けること必須。

そんなつもりじゃないんだけどなー!!!(TT∇TT)

 

そして、『BRUTUS』で個人的にモノ言いたいことがもうひとぉーっつ。

BBAがこの世で一番愛する仏像は、快慶作の阿弥陀如来三尊立像。私は快慶が何より好きなのだ。運慶とは違う、彫の柔らかさというのか、嫋やかな姿がどうにもたまらない。力強いのに繊細さを感じてしまう。見ているだけで何だか神々しいっていうか、穏やかな気持ちになる。

そんな彼がいきなり表紙だったので、「はーーっ!!!ヽ(*'0'*)ツ」と興奮したのだが。

その仏が所蔵されている浄土堂の設計、仏像の配置や自然光からのライティングなどには快慶が舞台監督ばりに、かなり関わっているはずなんだけど、快慶には一言も触れられていなかった……。orz。why?何故?知らぬ間に、史実が変わったってこと?!!と焦ったのだが、小野市のHPを見ると、そんなこと書かれていないし。なんで?!なんで快慶無視したの?!嫌いなの?!なんでなの?!∑(; ̄□ ̄A

恐らく、切り口が「建築」なので、快慶はテーマ外であるし、取り扱うと台割の都合上、テキストが溢れちゃうのでなしってことになったのだろうけど……。

でもさ、建築が切り口なのに、なんで阿弥陀如来が表紙なんだよ?!だったら快慶入れなさいよっ。・゚・(ノД`;)・゚・あうう。しどいっ。キャプションにだけでも一言入れて欲しかったぁ~!

 

……という、BBAの戯れ言なのさ。