3年くらい前から海外で行方不明になっていた友人と久しぶりに再会してきた。
どーしてたんだよ？！！死んでると思っていたんだぞ！！！と問い詰めたら、
自分の会社を休眠させて（バンコクと香港で社長をやっていた）、バンコクの駐在扱いで就職した日系企業が猛烈ブラックで、マジで過労死しそうなほど、働かされていたそうだ。
なので、友達に連絡する時間も余裕もなく、あっという間に3年も時が過ぎ去ってしまったらしい。
そうだったんだー。
と、素直に納得できた理由は、
美人で頭も良く、何より魔性な魅力に溢れる彼女は、高校生の頃から一時も！、男が途切れたことがない。私は歴代十何人の彼女の彼氏を見送ってきたことか（笑）
そんな彼女でさえも、この会社で働いていた間は男はいなかったらしい（元々は一緒に住んでいた男がいたのだが、追いだした）。
生きるか死ぬか、くらいの事態だったので、男どころではなかったそうだ（笑）
そんなブラックだったら、とっとと辞めてまた待遇の良い会社へ移ってしまっていそうなんだけど、給与が良かったことと、扱う仕事の内容が、殊の外面白かったそうなので、ついつい限界まで続けてしまっていたらしい（笑）
とりあえず、生きていてほっとした。
今後はシーズン毎に一度は生死の確認をさせてくれよとお願いした。
そして、元不明者は、久々に会っても相変わらずファンキーで。
一緒にご飯を食べていると最後、
「タバコ、吸ってもいい？」
と聞くのでどうぞ、とすすめると、
カバンから怪しい物を取り出し始めた。
なに？！、この草は？！！！
と聞くと、「巻たばこ」とのこと。リンゴ味で美味しいのだそうだ。
私は、巻タバコ吸う女子なんて、この人以外に出会ったことがない。
紙にフィルターと草を乗せて、くるくると上手に巻いている。
美味しそうに吸っていた。
いちいち手間がかかるから、1日に吸う本数が減るからいいのよ、と言っていた。
3年振りなので、遅くまでおしゃべりをして楽しんだ。
生きていてくれてほんとに良かった。
でも会わなければ、いないのと同じ。会えてよかった。
