寒さ暑さも彼岸まで。
と言いますけどもね、今日は暑かった。
本日は、お彼岸の中日。
ご先祖様を、墓参りしなきゃいけない日、だそうで。
前日に母から娘たち一家へ「お彼岸です。墓参りをするので実家へ戻ってください。」と、招集通知が届いたので
実家に泊まって朝イチから車で、東京は、西に位置する霊園へ行ってきた。
いつも通り、墓石をたわしと雑巾でガシガシ磨いて、植木の手入れをして花を活けて、線香を焚いて、みんなでお参りする。なーむー。
感心なことに、うちの小学生の姪や甥っ子たちは、誰よりも一生懸命に掃除をしていた。生まれた頃から墓に通っているからか、趣味の一つが「墓参り」なのだ。なんてご先祖想いの子供たちなのかしら。きっとこれから素敵な人生が訪れることでしょう。
そして、今日はひとつ驚いたことが。
うちの墓の近くに、10年くらい前、普通の規格の3倍くらいの広さのドでかい墓が建った。オブジェとか、石碑とか、詩が刻まれている碑が建てられたりしている。この霊園はバブルに沸いているせいか、かなり価格が高騰していて、この広さだと2000万くらいするんじゃなかろうか(我が家はもちろん普通の規格で、しかも祖父が買っているので論外)。うちらは年に数回訪れているのだが、一度もここのご家族に会えたことがなかった。が、今日初めて見かけることができた。ちょっと、芸能人に会えた!くらいの感動があった。笑 様子を見ていたら、ご一家全員がお経を空で唱えていた。ここからして、普通の人たちじゃないわ。彼らが去ったあと、義弟がそのゴージャス家族の石碑をくまなく読んでみたら、旧伯爵家の人たちだったみたい。ほんとにそういう人たちっているんだな。生き様も、さすがだな。