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きのう、何してたかな。

猫好き、山好き、本好き、映画・ドラマ好き。トドメは食いしん坊OLの、平凡な記録です。

羊の逆襲。

春樹さんのタイトルみたいだけど、ニットの話。

 

私は潔癖ではないので、日頃着ているニットも着る度には洗っていない。

明らかに汚れたり、毛がへたっているのを感じたらドライクリーニングに出している。

先日、厚着をしすぎたために、帰宅電車の中、汗だくになってしまったことがあった。

クリーニング屋さんへ行く土日まで放置しておくのはちょっとな、と思い、

当時の汗をたっぷりと吸いこんだ白いハイネックニットを自分で洗ってみることにした。ついでに黒いハイネックニットも別々に(色移りしそうなので)洗うことに。

黒いのを先に洗い、最後に柔軟剤を入れたぬるま湯に3分漬けて、絞る。

さて、次は白いのを、と同じ工程を始めたとたん、

臭い!!!!

なんなんだ?

なんの臭いだ?!

洗面台が異臭騒動。

これはまさに、パーマ液!・・・・の臭いがする!

あまりに臭うので、フレグランス入り柔軟剤を多めに盛る。

それでも、パーマは消えない。

漂白したほうがいいのかな?!

しかし、違う薬剤を入れて変色したり、縮むのも恐ろしいので、黒いのと同様に、絞って洗濯機で脱水にかける。

その後は部屋干しして乾かす。でも白いのからはまだパーマの臭いが消えず。

 

なんてこったい。登山を始めて、編み物教室へ通い出してからは、ウールの凄さを称賛していたのに!羊好きだったのにーーー。羊のやつーーーー。

 

とりあえず、乾いてから対策を考えようと、このパーマ現象をネットで調べてみる。

そうしたら、原因がわかった。色々なサイトに書いてあったのをまとめると、

羊から取れるメリノウールの原毛には、ラノリンという脂肪質が含まれている。

ラノリンを含んだ状態のウールを脂付きと呼ばれているのだが、その脂が溶けだした匂いが、原因(パーマ)だったのだ。

でも、この脂付きのウールは、独特の臭いもあり、脂が付いていて染めにくいため漂白をして無色無臭にしてから染めて加工したりもされているのだそう。

一般に売られているウール製品は、ラノリンは取り除かれているのだが、漁師が着ているフィッシャーマンズセーターには原毛のまま作られているものが多い。水を弾き、水に濡れにくく、温かい。理にかなったセーターなのだな。私もカナダのカウチンを持っているけど、たぶんこれも原毛を利用しているはずで、洗ったら臭うのだろう。実はまだ洗ったことないから分からない(ばっちい)。

 

それに今回は、色が白というかオフホワイトなので、脱臭脱色の必要もあまりなく、原毛に近いものを利用しているから臭ったのだろう。それに、臭うということは本物であり、質の良いウールを使っている証でもあるそうなので、メーカー(たしかIENAだったかなぁ?)に対してちょっと評価が上がった。

 

次の日、部屋干ししたニットを確かめる。

なんと、消えている!!!代わりにちゃんと柔軟剤の香りがする。

乾くと臭いが消えるんだ?!やるじゃないか羊。