週末、今季最強の寒波が到来するといわれていたにも関わらず、
ババアはスキーへ行ってきた。
当初は新潟のスキー場を予定していたのだが、北陸は災害レベルの大雪が降ると聞いていたので、急遽、長野県の佐久平スキー場へ変更に。
スキー場は、予想外の快晴。雪も新雪後なのでサラサラ~。
いい歳して実は初心者の私。
小さい子供たちに交じって教室に入ってひたすら基礎練習をする。
もちろん、転ぶことたびたび。尻もちなんて、久し振りについたぞ。
それでも何度も滑っていると、だんだん足と雪との感覚が分かってきて、自分でボーゲンの幅を変えてみたり、スピードを出してみたりできるくらい、楽しめるようになってくる。
子供は身体感覚で覚えていくので、子供の習得のスピードには叶わないけど、反面大人は理論を踏まえながら、身体を通して実験(実践)や結果と修正作業を積み重ねると、なんとなくゆっくりだけど上達していくのが分かる。なので、年とっているのでもう無理、なんて「十分大人」の人たちも諦める必要はないと思う、何事も。登山と一緒で、何歳でも楽しめそうだよ。
「初めてにしては、まあいいんじゃない~?!」と自分にはとても甘い評価を下す。
子犬のように、寒さも忘れて終始滑り通していた。
帰りは近くの山の頂上にある見晴らしの良い温泉で冷えた身体を温める。
普段、曲がりなりにも登山で鍛えているので、下半身はなんともないのだが、
やけに手首の筋がおかしい。ピアニストの腱鞘炎のように、小指から手首にかけての腱が痛い!無意識に、ストックを凄い力で握っていたのか、変な力のかけ方をしてしまったようだ。
次に行くときは、もうちょっと上達できるようになりたいな。