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きのう、何してたかな。

猫好き、山好き、本好き、映画・ドラマ好き。トドメは食いしん坊OLの、平凡な記録です。

コーヒーのお話⑥

コーヒーの産地の話。

 

コーヒーは、赤道をはさんで北緯と南緯各25度の間の「コーヒーベルト」と呼ばれる地域で育つ。産地によって味は様々で、特性に合わせて使い分けられている。

 

主な産地と特徴、等級について。

(※ここで等級の元となる、欠点数とは、生豆の中に含まれる混入物の度合いのこと。大きさはそのまま豆のサイズ(スクリーンともいう)。味はカップとも呼ばれる) 

 

また、大陸にで大きく分類すると、アフリカは酸味、アジアは力強さ、中米は酸味と甘さ、ブラジルは苦みや芳醇さが特徴。

 

★南米

 

☆ブラジル

 ブラジルコーヒーは欠点数、大きさ、味により格付けされている。

 味(カップ)による格付けは以下のとおり。

 ・Strictly soft 充分に柔らかい、甘みのある味

 ・Soft 柔らかい、甘みのある味

 ・Softish あまり甘みがない味

 ・Hard 刺激性の強い、渋い味

 ・Rioy 軽いヨードホルムの味

 ・Rio ヨードホルムの味

 ・Rio Zone 強いヨードホルムの味

以上は総合的な味の格付けで、ここからさらに細かく味の性格付けをしている。代表的なものは、①Bodyのある味 ②酸味 ③発酵臭 ④雨に当たった味 等がある。

栗やサツマイモのような柔らかい甘みが行きついた苦み、芳醇さが特徴。

 

☆コロンビア

 コロンビアコーヒーは欠点数、大きさ、カップ(異味・異臭チェック)により格付けされる。輸出グレードの規格についてはサイズの大きさで分けられる。

 1、PREMIUM(プレミアム)

 2、SUPREMO(スプレモ)

 3、EXTRA(エクストラ)

 4、EXCELSO(エクセルソ)

 柔らかな苦みとマイルドなコクと酸味が特徴。

 

★中米

 

エルサルバドル

 伝統的に産地の高度により格付けが行われていたが、現在はカッピングの評価で格付けが行われている。

 代表的な等級

 ・SHG(Strictly High Grown)

 ・HG(High Grown)

 ・CS(Central Standard)

 まろやかで、上品な甘さと酸味が特徴。

 

グアテマラ

 目安として産地の高度を基準とした等級が公表されているが、近年はカッピングの評価により格付けが行われている。

 代表的な等級

 ・SHB(Strictly Hard Bean) 1,200m

 ・HB(Hard Bean)・ SH(Semi Hard Bean) 1,066~ 1,370m

 ・EPW(Extra Prime Washed) ・PW(Prime Washed) 762~ 1,066m

 酸味と苦みのバランスが良く、豊かなコクを持つ。

 

コスタリカ

 ↑グアテマラ同様、目安として産地の高度を基準とした等級が公表されているが、近年はカッピングの評価により格付けが行われている。

 代表的な等級

 ・SHB(Strictly Hard Bean) 1,200m

 ・GHB(Good Hard Bean) 1,000~ 1,200m

 ・MHB(Medium Hard Bean) 800~ 1,200m

 ・HGA(High Grown Atlantic) 900~ 1,200m

 ・MGA(Medium Grown Atlantic) 600~ 900m

 酸味は豊かで深いコクと苦みを有す。上品な味が特徴。

 

ニカラグア

 伝統的に産地の高度により格付けが行われていたが、現在はカッピングの評価で格付けが行われている。

 代表的な等級 

 ・SHG(Strictly High Grown)

 ・HG(High Grown)

 甘みが強く、花のような香り。バランスのとれた味。

 

ホンジュラス

 伝統的に産地の高度により格付けが行われていたが、現在はカッピングの評価で格付けが行われている。

 代表的な等級

 ・SHG(Strictly High Grown)

 ・HG(High Grown)

 優美な香りで、フルーティな酸味を持つのが特徴。

 

☆メキシコ

 伝統的に産地の高度により格付けが行われていたが、現在はカッピングの評価で格付けが行われている。

 代表的な等級

 ・SHG(Strictly High Grown)

 ・HG(High Grown)/スペイン語でAL(Alutura)と記載される場合もある

 ・PW(Prime Washed)/スペイン語でPL(Prima Lavado)と記載される場合もある

 程よい苦みを持ち、ダークチョコのようなフレーバー。滑らかなコクと酸味のバランスが良い。

 

 

★カリブ

☆ジャマイカ

 ◎ブルーマウンテンコーヒーの定義

  Coffee Industry Board(CIB)が指定した、ジャマイカ東側に位置するブルーマウンテン地区で栽培されたアラビカコーヒーで、かつ国より認可を受けた工場で精製・加工されたコーヒーを言う。

 

 ジャマイカのコーヒーは欠点数、大きさ、味により格付けされている。

 1.BLUE MOUNTAIN No.1  欠点数:3%、スクリーンサイズ17/18

 2.BLUE MOUNTAIN No.2 欠点数:3%、スクリーンサイズ16

 3.BLUE MOUNTAIN No.3 欠点数:3%、スクリーンサイズ15

 4.BLUE MOUNTAIN PEABERRY 欠点数:3%、スクリーンサイズ10

 ※ブルーマウンテン地区以外で生産されるコーヒーには、HIGH MOUNTAIN SUPREME、 JAMAICA PRIME、 JAMAICA SELECTなどの格付けがある。

 ブルーマウンテンにおいては、その希少価値からキングオブコーヒーと讃えられている。優雅な香り、味、コクが完璧なまでに調和のとれた味が特徴。 

 

次回はアジアオセアニア、アフリカの紹介(で産地は終わる)。