30代はなかなか、厄に関する年が多いようで、
毎年毎年厄払いをしているような気がした。
昨年は、厄が全くない年だったので、調子こいて過ごしていたら、
ここ10年で一番悪い年だった。特に前半がね…。
なんでだ?!なんで、こんなにひどかったんだー?!と思いかえしてみたところ、
昨年はお祓いをしていなかったからじゃないか?うんそうだ!それに違いない!と、都合よく解釈をした。
ということで、今年は験を担ぐことにして、母の実家の寺で1年間のお祓い、、、でなく、ご祈祷をしてもらうことにした。
母の実家は女姉妹だった従妹が僧侶のお婿さんをもらい、寺社を盛り上げようと頑張っている。
毎年1月初旬には、100日荒行(日蓮宗の大荒行堂)にも何度も臨んでいるお婿さんの荒行時代の同士?の僧侶の方も呼んで、10数名のお坊さんたちが一度に自分たちのためだけに、ご祈祷してくれるありがたい会を催している。
当初は、親戚、檀家さんくらいしか参加していなかったのだが、こんなありがたいお祓いは、そうそうないため(ご祈祷料が安い。それにお土産もたくさん)、いつの間にかご近所の人や、檀家さんの遠い親族の方たちまでと、すごい数の参加者になったようだ。
先日の連休に、両親、妹たち家族、一族総出でご祈祷に参加してきた。
私たち、妹たち家族は第2回目の回に参加。
30分?1時間?余り、ありがたく、ご祈祷いただいた。
お土産は、家族それぞれの名前の入ったお札とお守り、台所とトイレに貼る火の神様と、水の神様のお札と、お菓子をいただいた。(厄年の人はそれに加えて、幣束ももらえる。南に向けて飾るといいらしい。)
帰りに、皆で寺に眠る祖先のお墓参りもして、解散。
これで1年を無事に過ごせるはず!
厄に関係なくても、年に1度、ご祈祷いただくことは、
なんとも気持ちが引き締まってなかなか良いものなのだな。
と初めて気づいた2016年赤口でした。