2週ぶりの登山。
妙義山は、登山者や特にクライマーには馴染みのある山。
(妙義山…赤城山、榛名山と共に上毛三山の一つに数えられる妙義山は、白雲山・金洞山・金鶏山・相馬岳・御岳・丁須ノ頭・谷急山などを合わせた総称で、南側の表妙義と北側の裏妙義に分かれている。Wikiより)
この表妙義には、岩稜帯が連続していて、中でも「鷹戻し」なる鎖場では、毎年多数の死亡や重傷者が発生しているほどの、難関ルートがある。ここ数箇所では、剱岳をも超す難関だそう。
ということで、難関ルートの上級者縦走路は難しいので、一般登山者用コースを縦走。
国の重要文化財に指定されている妙義神社からスタートして、4つの石門を通過して最後、中之嶽神社へ出るというコース。
一般コースといえど、度々のアップダウンは意外と疲れる。
なんとか第4石門までたどり着く。デカい岩。
それにしても、まだ早いかなと思っていたけれど、ここ数日、寒暖差があったからだろうか。深紅に染めるもみじやカエデを眺められた。(見るのに夢中で、一番きれい!!と感激した木々は写せなかった)
日本の紅葉は、錦絵のように緑から黄、深紅へと、グラデーションで表現される。
ため息が出るほど美しい。こういうときは、日本に住んでいたよかったなあと思えてならない。
このたびは 幣も取りあへず 手向山 紅葉のにしき 神のまにまに(菅 家)
白露の 色はひとつを いかにして 秋の木の葉を ちぢに染むらむ(藤原敏行)
紅葉を詠んだ短歌など、思い出してみたりして。
あとひと月弱は、紅葉を楽しめそう。